Oracle を使用している場合に重宝する SI Object Browser ですが、ODP.NET (Oracle Data Provider for .NET) をインストールした後に Oracle へ接続できない不具合があるようです。回避方法は以下のとおりです。
ODP.NET インストール後 SI Object Browser で設定すべきコト
- SI Object Browser を起動する
- ログオン ダイアログを閉じる
- メニューバーの [ツール(T)] から [オプション(P)...] を選択する
- オプション ダイアログが開かれるので、[詳細設定] タブを選択する
- ORACLE_HOME に Oracle をインストールしたディレクトリまでのフルパスを入力する (例: D:\Oracle\Ora92)
- オプション ダイアログの [OK] ボタンを押下し、ダイアログを閉じる
- SI Object Browser を終了する (再起動後有効になる)
- 再度 SI Object Browser を起動する
- (゚Д゚) ウマー
ORACLE_HOME の設定は再起動後有効なので、一度 SI Object Browser 終了する必要があります。この方法でうまくいかない場合は、SI Object Browser
以外 (たとえば、SQL Plus) で接続できることを確認してください。ここで接続できない場合は、SI Object Browser が悪いのではなく貴方の設定が悪いです。
SI Object Browser でのみ接続できないようであれば、ORACLE_HOME のパスをもう一度よくお確かめの上、SI 社さんへ報告してあげてください。他にも ODP.NET にまつわる不具合があるそうです。