EeePc 901の初期のモデルは4GB+8GBと2ドライブの構成でした。
今は16GBの1ドライブモデルがあるので、理由がなければそれを買うのがよいでしょうが
2ドライブモデルを持っている人は少なくないと思います。
このモデルで苦しむのは12GBという容量ではなくCドライブの4GBという容量です。
G○○gleのブラウザやMicr○Softのソフトなんかは
問答無用でCドライブにインストールしやがるため、Cドライブはいつもカツカツです。
しかも、空きが200MBを切ると警告が出続けて邪魔なことこの上なし。
windowsフォルダに入るならまだ許せますが、"Program Files"や"Document and Setting"を
占有するなら、素直にDドライブに入ってもらいたいものです。
そこで、切り札のジャンクションです。
シンボリックリンク、と言えば分かるかもしれません。
MS-DOSにはjoinやsubstというコマンドもありましたね。
ジャンクションは別のフォルダへのショートカット、だと思ってください。
実ファイルはDドライブにありながら、Cドライブで始まるパスでアクセスできます。
ということで、実際に作ってみたのがこれ
<JUNKTION>となっているのがジャンクションです。
ショートカットと違って、junktionのフォルダに入ってもパスが変わることはありません。
故に、コマンドプロンプトから確認しないと、
ジャンクションなのか普通のフォルダなのか見分けがつきません。
なお、ジャンクションをWindowsのエクスプローラから消してはいけません。
ジャンクションの元になっているフォルダの中身を消しに行ってしまいます。
必ずコマンドプロンプトのRMDIRを使って消してください。
このコマンドを使って、"c:\Program Files"や"c:\Document and Settings"をDに移します。
ですが、通常のWindowsが起動しているとフォルダもロックがかかっています。
そこで、セーフモードを使います。
起動時にF8を押して、セーフモード+コマンドプロンプトを選びます。
カレントディレクトリをc:\にして、こんな感じで作業します。
XCOPY /E "Program Files" "d:\Program FIles"
move "Program FIles" "Program Files_"
linkd "Program Files" "d:\Program FIles"
これで無事にDドライブに移行できます。
うまくできたのを確認したら、リネームした"Program FIles_"は消してください。
今回はフォルダの階層/名前が一致していますが、違っていても問題ありません。
ジャンクションを作るlinkdというコマンドはリソースキットツールをインストールする必要があります。
リソースキットツールに関しては「リソースキットツールの入手」の記事を参考にしてください。
あと、「ジャンクション機能を~」の記事にも目を通しておくといいでしょう。
#でも、本音としては買い換えたいので、このEeePc売りたいです
値段はそれなりに交渉受けますので買う人誰かいないかな