でるよでるよー のつづき。
そんなわけで一段落。
まだ念校が残ってるんですけどね。
※ 念校
朱を入れる(校正する)目的で出力される印刷イメージをゲラとか校とかいいます。
概ね初校、再校、念校と続くわけで、念校は「これが修正最後のチャンス」、
僕ら用語でいえばRC(Release Candidate)版に相当します。
そもそもの言いだしっぺは僕でした。C++にテンプレートが載って久しく、
STLやBoostなどのライブラリが充実してきてはいるものの、テンプレート
を使いこなしてるC++プログラマはまだそんなに多くないように感じます。
ちょっとした発想の転換てゆーか新たなスタイルてゆーか、そんなもんが
プログラマに求められるんだろうと思ってます。その意味ではテンプレート
ってかなり異質の存在よね。そんじゃぁテンプレートだけを丁寧に解説した
本があってもいいよねーって編集さんに話を持ちかけた...んじゃなかったっけか。
編集部から企画書が届きGOサインが出そうだってんで、ミョーに要領のいい
επιは助っ人にアキラくんをマーク。ぶっちゃけほとんどアキラくんに丸投げ
しちゃったんですけどね。「ごめんなさい」と「ありがとう」の山ですわ。
ノーギャラで査読につきあってくれたみんなにも。
親子ほどの歳の差(いやまぢで)の二人でこしらえました、つかおやぢが
焚きつけたんですけども (^^;;;;;
僕はそろそろ一線から退いて若い衆の台頭を生暖かぁく見守りたいって
気もしてます。
でさ、半分枯れかけたおやぢでも若いモンの手ぇ借りれば本の一冊書ける
んだから、
がんばれワカゾー
なのですよ。