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Oriental Code Talk ── επιστημηが与太をこく、弾幕とは無縁のシロモノ。

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interfaceに物申す(4)

 インタフェイスには"使う人向け"と"作る人向け"の
 二つの側面があるだろうに Java/.NETのinterfaceでは
 "使う人向け"のぜんぶあけっぴろげになっちゃうのが気に食わん!

...ので NVI を使った C++版 Obervable/Observer の習作:

/*
 * コレがinterfaceに相当する。
 * 実装を含むからC#でいうところの
 *    abstract class だな。
 */
class Observer {
  friend class Observable; // Observableにはメソッド公開
private:
  // virtualにしない。← NVI
  // 単独で呼ばれちゃヤだからprivate.
  void notified(Observable* from);
  void pre_update(Observable*);
protected:
  // 導出側で再定義しる!
  virtual void update(Observable* from) =0;
};

#include <algorithm>
#include <list>
#include <string>

using namespace std;

/*
 * コレが上記Observerに着火する
 */
class Observable {
private:
  typedef list<Observer*> Listeners;
  Listeners obs_;
  string name_;
public:
  explicit Observable(const string& n) : name_(n) {}
  void add_observer(Observer* o)
    { obs_.push_back(o); }
  void remove_observer(Observer* o) {
    Listeners::iterator pos = find(obs_.begin(), obs_.end(), o);
    if ( pos != obs_.end() ) obs_.erase(pos);
  }
  void modified() {
    for ( Listeners::iterator iter = obs_.begin();
          iter != obs_.end(); ++iter ) {
      (*iter)->notified(this);
    }
  }
  string name() const { return name_; }
};

/*
 * Observer の実装
 */
#include <iostream>

void Observer::notified(Observable* from) {
  pre_update(from);
  update(from);
}

void Observer::pre_update(Observable* from) {
  cout << from->name() << " 様がお呼びです..." << endl;
}

// ***** こっからおためし *****

#include <iostream>

class Slave : public Observer {
protected:
  virtual void update(Observable* from) {
    cout << "御用でしょうか " << from->name() << " 様" << endl;
  }
};

int main() {
  Observable master("ご主人");
  Slave      slave;
  master.add_observer(&slave);
  master.modified();
}

投稿日時 : 2009年1月8日 11:45

コメントを追加

# re: interfaceに物申す(4) 2009/01/08 12:34 NyaRuRu

Java/.NET との比較なら,これをどうやって DLL 配布のライブラリに仕立てるのかに興味があります.

あとはライブラリのアップデートのバイナリがアップデートされたときの比較も是非是非.
どんなときにライブラリ利用者側でリビルドが必要かとか.

# re: interfaceに物申す(4) 2009/01/08 13:12 επιστημη

うわーなんというプレッシャー ^^;;;;;;

まぢにライブラリ提供するとなればupdate時に
ObservableからObserverへのevent_argumentを渡したくなるでしょから、
きっとtemplate化すると思うです。
利用者には Observable<イベント引数の型>, Observer<イベント引数の型> を導出してもらう、と。

そーなるとぜーんぶヘッダ提供となるです。

# 答になってないな...すんません

# re: interfaceに物申す(4) 2009/01/09 1:05 アキラ

【業務連絡】
私信失礼します。
査読始まってますよー。メールがんがん送ってるのでよろしくです。

# 確認したらこのコメント削除しちゃってかまいません。

# re: interfaceに物申す(4) 2009/01/09 1:48 επιστημη

うえーい。

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