某頓挫している物語に関連する話です。
本来、私は物書きでも何でもなく、ネタの1つとして物語を創作しているのですが、そうしていると小説家の苦労というのを度々思い知ることになります。
その代表的なものが登場人物の台詞です。
特徴のある口調 (方言など) を登場人物の個性とした場合はあまり苦労は感じないのですが、そういった個性がない場合には登場人物の考え方や立場が重要になります。
王様と平民、勇者と村人では考え方や振る舞いが変わってきますし、当然、登場人物の台詞も変わります。
この様な要素を巧く取り入れると、登場人物の個性が物語の中で輝きを放ち、読者は自然と物語の世界観に引き込まれていきます。
普段は分かりませんが、いざ物語の創作に挑戦するとなると、そういった "読ませる技術" に大変な苦労を強いられることになります。
その他にもストーリに絡む重要なアイテムとして手紙がでたきた場合などはかなり大変です。
その手紙の内容を物語の中で紹介する場合には、物語全体の文体と手紙の内容の文体を明らかに分けなければなりません。
物語の文体が手紙の文体と同じなんてありえないですよね。^^;
さらに言えば、これは推理小説などにありがちですが、その手紙を書いた(あるいは受取った)人がまだ、物語に登場していない場合には、その手紙が登場人物の個性を決定付けさせるので、その場面での手紙の文体や内容には、より多くの配慮が必要となります。
この様な知られざる苦労のなかで、物語が創られていくのです。
皆さんもこれらに注意して小説を読むまれると、小説の別の面での面白さに出合えます。
…と言うことで、物語の公開が遅れている言い訳をしてみた。