匿名を考える。
あるコミュニティのリーダーをなさっておられる方から、欧米ではハンドルネームと言う考え方が一般的でないので、日本国内で一般的なハンドルネームに対し、「どうしてそのような物(名前)を使うのか不思議がられる。」とお聞きしたとこがあります。(何分、お酒も入った席なので少し記憶が曖昧。)
日本のコミュニティでは先にも書かせてもらった通り、ハンドルネームを利用するのが主体となっています。
しかも、2ちゃんねるを中心に広がった、「未記入」などといった、誰にでも使われるさらに匿名性の高いハンドルネームを利用することも広く一般的です。
なぜなのか?なぜ、匿名性をそこまで高めなくてはならないのか?
そこにはハンドルネームを利用しなければならない日本特有の要素(文化)が存在していたからではないのか? と変なことに思いをはせてみました。
その時思ったのが、もしそれがコミュニティの中で不特定多数の人たちにより、(自分が)名指しで攻撃される様な事が発生しないよう、身を守る術として用いられているとしたならば、なんと日本人は心の矮小な人たちが多い民族なのかと思いました。
※ もちろんこれがすべての理由として当てはまるものではありません。
ただ少なくとも、日本人としてアジアを代表する国家として、我々も心の品格を高める時期に来たのではないか?と思ったのと、では自分はどうするんだ?と自問自答した昨夜の出来事でした。