まず、今回実装する内容を3つに分けて対応しました。
1. データベースを用意する。
テーブルは3つ、「社員マスタ」「性別マスタ」「役職マスタ」。
各テーブルの中身については、こんな感じ。(適当にデータを10名分作りました)
Access 2007でmdbファイルを作りました。(db.mdbという名前にした)
≪社員マスタ≫
社員ID | 氏名 | 性別 | 役職 |
1 | 田中 | 1 | 1 |
2 | 山口 | 2 | 2 |
3 | 川井 | 1 | 2 |
4 | 松本 | 1 | 3 |
5 | 中井 | 2 | 3 |
6 | 山田 | 2 | 3 |
7 | 高橋 | 1 | 3 |
8 | 橋田 | 2 | 3 |
9 | 山本 | 2 | 3 |
10 | 井口 | 1 | 2 |
≪性別マスタ≫
≪役職マスタ≫
2. GridViewを使用してを表示する。
2-1.GridViewを配置、GridView右上部の「<」マークをクリックして「データ ソースの選択」をクリックする。
2-2.「<新しい データ ソース...>をクリック」
2-3.「データソース構成ウィザード」が開くので、「データベース」を選択、「OK」ボタンをクリック
2-4.「新しい接続」ボタンをクリックします
2-5.データ ソースは「Microsoft Acess データベース ファイル」を選択し、「OK」ボタンをクリックする
2-6.「参照」ボタンをクリックし、1. で作成したdb.mdbの場所を指定します。その後「OK」ボタンをクリック
2-7.「次へ」ボタンをクリック
2-8.「次へ」ボタンをクリック
2-9.今回は、社員マスタをGridViewに表示したかったので設定は以下のようにし、「次へ」ボタンをクリックしました。
他のテーブルも使ったクエリを得たい場合は、「カスタム SQLステートメントまたはストアドプロシージャを指定する」にチェックを入れて、SQL文のカスタマイズをすればいいでしょう。
2-10.「クエリのテスト」ボタンをクリックすると、作成したSQL文より得られるデータがどんなんになるか、確認できます。
「完了」ボタンをクリックして、SqlDataSourceの設定は完了です。
2-11. SqlDataSource2とSqlDataSource3を作ります。
SqlDataSourceコンポーネントを2つ画面に張り付け、ひとつづつ設定していきます。右上部の「<」マークをクリックして「データ ソースの構成」をクリックしてください。2-4.からの手順を繰り返し、性別マスタと役職マスタについても同様にデータを設定します。
私は、SqlDataSource2を性別マスタ、SqlDataSource3を役職マスタとしました。
続きは次回エントリで