今回はパネラ紹介部分をお送りします。
 議事録形式では味気ないのでリプレイ形式にしてます。


・自己紹介兼書籍紹介
あおいたん (以下あおい) 「パネルディスカッション始めます」
――パチパチ
あおい「まずパネラ紹介から。モデレータのあおいたんです。自己紹介の代わりにお勧め書籍を紹介しようかなんて話を集まった時にしたので、書籍を紹介したいと思います。一応これ番外編なんで手短にお願いします。特にアキラさん」
アキラ「自重してません」
あおい「この人ねー、人の出したい書籍みな出してきたんで困ってるんですよ」
――笑
あおい「とりあえず先に出されたんで残りかすな感じがしないでもないんですけど、まずEfficient C++。実行効率に着目したC++の本なんですけど。えーと、知らないと迂闊に暗黙のコードが生成されてたりするんで、そういうところに気をつけましょうねと言ったことをくどくど書いた本です」
επιστημη (以下επι)「うーん、読みたくないなーw」
――笑
あおい「ちょっとこれ違和感感じるのがstd::stringじゃなくてchar*使おうよって所が多くてイラっとしますw」
――笑
あおい「次、Windowsプロフェッショナルゲームプログラミングシリーズ。やねさんの本です。これWindowsとかゲームとか付いてるんですけど、C++の本です」
――笑
あおい「ゲームってどこに出てくるの? っていうぐらいC++の本です」
――シーン管理とか書いてたじゃないですかw
あおい「はい、でも一番役に立つのはビット演算ですw」
――笑
あおい「で、最後にはじめてのC++って言うのをあげてるんですが、これはお勧めじゃなく買っちゃダメです」
――笑
あおい「テンプレート載ってない多重継承載ってないアレ何解説してるの?」
επι「はじめてだったらそこまでかなー」
あおい「多分これはねえ、"はじめて" やから省いたんじゃなくて、書かれた時期が古いんでそこら辺がちゃんと固まってなかったんじゃないかと思うんですよ」
επι「そういう意味で抜けてると、抜いたんじゃないのね」
あおい「そうですね。ていうのと、最近の版ではどうなんかわからないんですけど、僕の買った版では誤記が多い。のであんまり買わないほうがいいかなと」
――笑
あおい「次、επιστημηさん」
――パチパチ
επι「はい、では僕があげた書籍を。えーとですね、C++に限らない本を、有名かな知る人は知ってる本、オブジェクト指向の落とし穴。これですね、面白いのが落とし穴がいくつか書いてあって、何項かなC++を使うってのがある、でページをぺっとめくるとC++を使わないって項がある。ここのねー解説のところを読むとすごく為になる。オブジェクト指向を万能だと思っちゃダメだよってことも書いてあって、C++に関わらず役に立つと思います」
επι「それからC++言語書法。これはマーガレット・エリスが書いた本。ライブラリを作るときは何を気にしなければならないの? アプリケーションじゃなくてライブラリを作るときにはどんなことを気をつけましょうねと言うコレもかなり古い本です。これらはねー、どちらもトッパン系なんですよ。だからどちらも本がないかもしれません」
επι「最後に毎度おなじみ、デザパタ。コレも原本はC++で書いてあります。これが一番僕は面白いなと思います。とまあようわからんニッチなところを並べてみました。よろしくお願いします」
――パチパチ
あおい「では次に並んでる順番でアキラさん」
アキラ「僕は大体主要な本をあげていて、これはお勧めと言うよりは全部読めという本です」
――笑
アキラ「まずEffective C++。コレを読んでない奴はC++プログラマじゃないぐらい言われちゃう本です。これにはC++のべきべからずが大体載ってて、これ一冊読めばC++でまともなコードが組める」
アキラ「次にEffective STL。コレもEffective C++と同じ位置づけで、STLをよりよい使い方みたいなのが載ってます」
アキラ「次にAccelerated C++。コレは初心者向けのC++本です。で、これは一般的なC++の入門書と違って、Cの前提知識を必要としないC++の入門です。コレは是非お勧めです」
アキラ「次はExceptional C++。これは例外安全性について語られている本で、この本を読むためだけにC++を覚えるのもいいと思います」
――笑
アキラ「実は、例外安全ていうのは重要なものなので、それはまあ近代のどの言語でも通用するものなんで」
アキラ「次はModern C++ Design。コレは現代C++では必須です。C++上級者の入門」
アキラ「次はεπιさんが出してるC++の設計と進化俗に言うD&Eと呼ばれるものです。これはC++の歴史とかこの機能がなぜこういう風に設計されたかとかが詳細に載っています。これはまあC++が嫌いな人が読むべき本です」
――笑
――これはC++嫌いな人が読み終わるには無理があるw
――すみません、読むのに三ヶ月かかりましたw
あんどちん (以下あんど)「俺一週間読んだら肩こりになったよw」
――0章から読み始めたんだけど。0章半分ぐらい読み終わったところで、0章は最後に読まなければならないなと思った
――笑
あおい「僕はこの本にεπιさんのサインを貰うためだけにわんくまに入りました」
――僕はεπιさんにサインを貰うために三回ぐらい持って行ったんだけど、三回とも会ってるにもかかわらずまだサインもらってません
あおい「じゃあサインは貰ってもらうとしてあんどちんさん」
――パチパチ
あんど「えーと僕はこの三冊みんなリファレンスなんですよ。要は、ネットとかでソースコードを見たときになにやっとんじゃいこれとか思ったときに、先ほどまでに紹介されたような本を見るのがめんどくさいなと思ったら、まずどっかに載ってるソースコード試すだろと。そういう時にこれらを見ると。ただ僕はこの三冊正直な話あんまりいい本だと思ってません」
――笑
あんど「それは、わかりにくいんですよね。結局基礎知識要るよねって書き方になってて検索というか探しにくかったりする。でも手元にあるとすごく安心すると言うか。でも最後はgoogleで調べるからいらんっちゃいらんと」
あおい「Boost C++ Librariesプログラミングが第一版と第二版でries辺りがちょっと違うんですよ」
あんど「LibraryとLibarariesになってるからね」
あおい「おかげで第二版探すときにLibraryで探して出てこねえってなったりしました」
あんど「本屋でさがさんからだよw ま、それぐらいで」


 次回は一つ目のお題をお送りします。多分一番長いですw
 わからない単語とかあったらお知らせいただければ解説加筆します。コメントなどでお知らせください。

フィードバック

# re: わんくま勉強会横浜#1 パネルディスカッション パネラ紹介

2008/09/06 18:04 by 長月葵
Fx3で投稿したらひどいことになったorz

# re: わんくま勉強会横浜#1 パネルディスカッション パネラ紹介

2008/09/06 18:20 by n
すごい・・・よくここまで、リプレイできましたね。

# re: わんくま勉強会横浜#1 パネルディスカッション パネラ紹介

2008/09/06 20:37 by あんどちん
自分が何喋ったか覚えてないからこの先が怖い^^;

# re: わんくま勉強会横浜#1 パネルディスカッション パネラ紹介

2008/09/07 0:52 by アキラ
うわ~、全部かよw
けっこう支離滅裂なことも言ったと思うので、怖いなー

# re: わんくま勉強会横浜#1 パネルディスカッション パネラ紹介

2008/09/07 1:19 by アキラ
いちおー補足しておきます。
『Exceptional C++』で語られている例外安全性っていうのはtry/catchを書くことではないです。
例外が発生しても変なデータができないように、データのトランザクション(コミット/ロールバック)ができるように・・・とかです。
コメントの入力
タイトル
名前
Url
コメント