徹底抗戦・堀江貴之
ライブドア事件ってなんであんなにホリエモンが悪者扱いされてライブドアがひどい会社みたいに報道されたのか、あまつさえライブドアという会社を上場廃止にさせ多くの株主に莫大な損失を与えるような酷い事件だったのか?という部分がわからなかったんだけど、この本を読むと「なるほど」と思える。この本に書いてあることが100%真実だとも思わないしマスコミの報道が100%真実だとは思わない。ただ、どちらの方がより信じられるか?と聞かれたらこっち。だってあの当時のマスコミのホリエモンに対する報道の仕方の変わりようは酷かったもん。最初は時代の寵児でニッポン放送株の辺りから拝金主義者で金に汚い男、最後は極悪な犯罪者扱い。己の報道に責任を持てよと。そして証券会社の粉飾決算の方が余程罪が重いんじゃないの?と当時から思っていた。
それと僕は組み込み屋だし世情に疎いので当時のライブドアと言う会社の価値がよくわからないから過大評価過ぎるんじゃないの?と思っていた。ここの株を買っていた人たちには大変失礼だけど
「ようこんな風船会社の株買うなぁ。マスコミ報道のおかげで株価が上がっているだけのM&A主体の会社じゃないの?」
とも思っていた。
これ以上色々書くと今以上に文がダラダラするので気になった人は本屋でチョロっと立ち読みして読んでも良いと思ったら買ってみればよいかと。僕が読み終わって思った事は「ホリエモンは頭いいわ」って事。事件の事は…読んでも良くわからんかったw
今後自分が何らかの罪で逮捕されるかどうかはわからないけど、この本でタメになった事は拘置所では週2回風呂場でオ○ニーできるってことかな。