オプション画面などのダイアログでよく目にする「適用」ボタン。このボタンがどういう意味か、わかりますか。

このブログを見ている方の多くは、プログラミングに何ならかの形で関わっている方だと思いますので、適用ボタンが何なのかは既に知っていると思います。知らない方に見てもらいたいのですが、このブログを見てないと思うのでああだこうだ言うのはやめにします。

一応、適用ボタンがなんなのかというと OK ボタンと比較するとわかりやすいです。どちらも設定を反映させますが、OK ボタンはダイアログを「閉じ」ます。適用ボタンはダイアログを「表示」したままにします。これだけで、その他の違いはありません。

では、なぜ適用ボタンを勘違いしている方がいるのかというと、その名称に問題があると思います。「適用」という名称は馴染み深い言葉ではありません。日常会話で「適用してる」、「適用してない」なんて使いませんよね。そんな中で適用ボタンといわれても疑問符が付きます。ちなみに英語版では Apply ボタンになっていますので直訳しているんですね。

そこでどんな名称だとわかりやすいのか考えてみました。こんな名称だとどうでしょうか。

「反映」ボタン。

「適用ボタンってなんですか」という質問には「設定を反映させます」と答えることがあるので、いっそのことその反映をボタン名にしてみたらどうかと思います。といってもそれが本当にわかりやすいか、また馴染みのある用語なのかはわかりません。

他にいい言葉はないかと探せば探すほど「適用」が一番意味を表している言葉だったりします。でもそれがわかりやすい言葉かというと・・・(ループ)

適用ボタンの間違った意味を教えている方や情報など目にしたことがありますので、そういう所から正しい情報を発信してもらうのが一番なんですが・・・