Windows アプリケーションを作成するために必要な知識には一体どんなものがあるでしょうか。プログラミング言語、データベース、ネットワークや OS 周りの知識も必要です。このように様々な知識が必要になってきます。しかし、これらはアプリケーションを開発するために必要な知識であり、使うためにはそれほど必要ではありません。では、使うために必要な知識とはなんでしょうか。それがユーザインタフェースのデザインだと思います。
普段 Windows アプリケーションを作成する際に、見出しを付けたい場合はラベル、入力をさせたい場合はテキストボックス、処理を行うためにはボタン、といった具合に何気なくコントロールを配置しています。もし、コントロールの配置や見せ方、コントロールの適切な選択をするための指針などがあれば、様々なアプリケーションでデザインが統一され、初めて使う時でも操作に戸惑う事が少なくなると思います。
そのデザインに関する指針が Windows Vista User Experience Guidelines として公開・ダウンロードが可能になっています! これは Windows Vista 用ですが、それ以前のバージョンについては、こちらからダウンロードが可能になっています Windows User Experience Guidelines 。
これでデザインについての知識を高めようと思ったのに、なんと全て英語なんですね。日本語版がどこにも見つかりません。英語では、何を書いているのかが全然わかりません。でも、わからないながらも中身を見てみるとなんだか楽しそうなことがたくさん書いていますね(イメージしか見てませんが)。
いつの日か、日本語で Windows デザイン ガイドラインを読みたいものです。