Visual Basic で○○を作ってみよう。その1。 - とりあえずやってみたらええやん。-
というわけで その2 です。前回言い放ったとおり、今回は「クラス」を作ります。わたしと「えー、クラスってなにー?」な人のための参考リンク↓
MSDN:クラスについて
MSDN:クラス : オブジェクトの設計図
・・・リンク先を見てきても、正直ピンとこない私ですが、おっきぃ文字でいきましょう。「クラス」を作るとは、つまり・・・
想いをカタチにするのですよ♪(テキトー過ぎますか?)
というわけで、ノリノリ(?)でいきますよー!「Visual Basic で○○を作ってみよう。シリーズ」では、IDEを使用すると書きましたので、そのあたりの準備をしておきましょうか。次回以降も使いますからね。
まず、プロジェクトを作成しましょう。Windows アプリケーション のプロジェクトでいいでしょう。わざわざ、あんまし触ったこと無い コンソール アプリケーション は選ばない方向でいきますね。プロジェクト名は「Torikobito.FunnyVisualBasic」にしましょうか。すると、Form1.vb というファイルが出来て、デザイナ画面が表示されますよね?
で、次に行うことはコレです↓
Form1.vb を削除します。
今後、この 'Torikobito.FunnyVisualBasic' プロジェクトでは Form1.vb を使用する予定はありません。なので削除です。いいんです、いらないんですもの。
さぁ、これで準備は整いました。さっそく「クラス」を作ってみましょう♪・・・って、どんな「クラス」を作ってみましょうかね?ん~そうですね、
Bird クラス にしましょう♪(このあたりにインスパイアされて強行してみましたw)
'Bird' つまり '鳥' ですね。では、Bird クラス のファイルをまず作っておきましょうか。とりあえず、なんか形があったほうが 'やった' 感がでますもんね。Visual Studio 2005 で、ソリューション エクスプローラから 'Torikobito.FunnyVisualBasic' プロジェクトを選択し、右クリックします。で、メニューの中の[追加]→[クラス]と進むとダイアログが出てきますよね。そのファイル名(Class1.vb)となっているところを 「Bird.vb」にして[OK]です。
すると、'Torikobito.FunnyVisualBasic' プロジェクトに Bird.vb というファイルが追加され、エディタには、
Public Class Bird
End Class
↑こんなの出てきますね。この Public Class Bird と End Class の間が Bird クラスになります。(参考:こんな書き方もできます。)
詳しくは
MSDN:Class ステートメント (Visual Basic)
にありますが、Visual Basic の文法のようなものだと思って頂いていいと思います。ということは・・・
Bird クラス用のファイルを作ったら
Bird クラスもできちゃった♪
なんとまぁラクチンなのでしょうね。ただ、ひとつだけ注意点を書いておきます。このクラスの作成方法で Bird.vb というファイルを作成すると その中身が Bird
クラスになるのは Visual Studio が勝手にやってくれているだけです。逆にいうと、 ファイル名 と その中に記述されるクラス名は一致している必要はありません。でも、やっぱりファイル名は中身の分かりやすいものにしておくべきでしょうから、今回は
Bird.vb でいいでしょうね。
さて、今出来上がった Bird クラス、まだ何の役にも立ちません。そりゃぁそうです。だって何も書いてないですし。ただし!ここでも書きましたが、型にインスタンス コンストラクタの宣言がない場合は、自動的に既定のコンストラクタが使用されます。つまり、見た目は何も無くても コンストラクタ は存在している気配なわけですね。
この後、この Bird クラスにいろいろ実装していくわけですが、'鳥' をモデルにしたクラスを作るといいましたので、まず、'鳥' が何たるかを考えなくてはいけません。では、
'鳥' って何ですか?
このあたりで次回に続きましょうか♪