プログラマの数が最も多い言語は何か?
間違いなく旧 Visual Basic が筆頭に上がるだろう。(旧 Visual Basic とは 6.0 以前の事とする)
幸か不幸か、私は旧 Visual Basic を仕事で扱った事がないし、本を1冊読んだ程度だ。非常に簡単にプログラムする事ができるというのが、旧 Visual Basic のウリだったが、私にはとてもじゃないが簡単だとは思えなかった。
「何かをするには何かが必要」それが旧 Visual Basic のスタイルだったと思う。つまり、殆ど自分でコードを書かないで、何かをするためのコンポーネントを組み合わせるための言語だという印象だった。私が旧 Visual Basic に初めて触れたときは、仕事でもなんでもないただの趣味の一環だったので、そういうスタイルは受け入れ難かった。
仕事では生産性が高いことは非常に大事だし(ときには何より優先される事もある)、そういう意味では旧 Visual Basic の功績は非常に大きい。
しかし、旧 Visual Basic の時代が去り、多くの旧 Visual Basic プログラマは Visual Basic.NET へのパラダイムシフトを強制された。
何が言いたいのかと言うと、自分のプライマリ言語の癖はなかなか抜けないという事だ。
私のプライマリ言語は幸か不幸か C/C++ なので、Java や C# で困ることはないし、Visual Basic.NET 以降でも同様だ。オブジェクト指向とやらも難なく受け入れられたのはプライマリ言語の違いだったに過ぎない。
アセンブラがプライマリ言語の人は、整数を 2 (n 乗)倍するのにシフト演算子を使いたがる節があったりする。
冒頭でも述べた、旧 Visual Basic プログラマが一番多いという事は、プライマリ言語は旧 Visual Basic だ、という人も多いだろうという事だ。
「Form1 から Form2 へどうやれば値を渡せるか?」
こういった類の質問は何度も腐るほど挙がる。彼等は必ずしも勉強不足ではないと思うし、頭が悪い訳でもなんでもない。ただプライマリ言語が旧 Visual Basic だったに過ぎない。
今更言う事でもないが旧 Visual Basic には光と影があり、光の部分は非常に多くあったが、これからは影の部分しか出てこない。