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2009年7月1日

クラウド雑感

クラウドと言えば、Amazon、Microsoft、Google。

Amazon の EC2 や S3、Google の App Engine におけるクラウド概念は単純明快で、誰でも理解できる。一方、Microfot の Windows Azure は難しくてよく理解できない。まだ実用化されていないので、しょうがないかもしれないが。

Amazon はレンタルサーバーの延長のように使えるので、既存資産が間違いなく使えるという点で大きなアドバンテージがある。サービスの種類が多すぎて少々混乱するが、EC2 を中心に据え、低価格で大きな RAS を得られるのはすばらしい。現時点では、アメリカとヨーロッパにしか AMI をおけないので、日本からの接続が遅いというのが難点ではある(※1)。Cloud Front を組み合わせれば、リソースの種類よっては速度問題を解消できるようだが、「そのように設計しなければならない」という点で Google との差を感じてしまう。

個人的に Amazon クラウドの戦略で一番期待しているのは、Amazon Flexible Payment Service(FPS)である。 残念ながら、日本の対応がまだだが、PayPal よりも Amazon の方が知名度が高い(※2)日本では、FPS がサービスインしたときの破壊力はとんでもないものになるだろう。EC サイトの常識を塗り替えるかもしれない。

日本での展開が後回しになっているのが残念だが、Amazon クラウドはなかなかに期待できる。

一方、Google が提供するものは「Google 専用プラットフォーム」と呼べるものである。Google App Engine に「対応プログラミング言語」という概念があるのが良い証拠で、プラットフォームで許されている事しかできない。ファイルへの書き込みやソケットを開く事すらできないのだ。しかし、「制限」が生む「単純さ」の利点は計り知れないものがある。Google App Engine では「そのように設計しなくてよい」のだ。可用性や冗長性は自動的に付加される。Amazon EC2 のように、CPU の速度やメモリの大きさの選択肢なんてない。サービスを動かすのは、単に Google のインフラなのだ。データストアは BigTable(※3)だけだ。ある種の「設計への制限」を設ける事により明快さを生みだすのは UNIX 黎明期を彷彿とさせる。

当然、Google App Engine で一番の問題は、既存資産が使いにくいという事だ。Google App Engine が提供しているフレームワークである webapp は Django を元に設計されているが、Django で作成されたシステムを動かすのも割と難儀する(※4)。

既存概念の延長上にある Amazon。全く別物と言える概念を打ち出した Google。どちらも一長一短だが、何故か Google にはワクワクさせられている。


※1 ssh での接続は正直イラッとする。
※2 実は PayPal めっちゃ有名だったりして。
※3 サブセットらしいので、Big able らしきものと言った方が正確。
※4 もしかしたら Django に詳しい人なら朝飯前なのかもしれないが…。

posted @ 21:33 | Feedback (0)

パスワードの「****」いらないんじゃね?って議論

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0907/01/news033.html

確かに、パスワードを「入力している最中」は、マスクする必要はないと思うけど、ブラウザやアプリケーションにパスワードを覚えさせて、再表示するときにパスワードが丸出しだったら、「****」いらねぇって言ってる人も、目が飛び出るだろうな。

システム的には「入力中」と「入力中でない」を区別するのはメンドクサイし、なんか危険じゃない?

posted @ 16:46 | Feedback (13)

今年も

MVP だってばよ。C# で。ありがたいことです。

posted @ 11:09 | Feedback (19)

2009年6月19日

Vim プラグイン - srcexpl.vim

まずは黙ってダウンロードして plugin ディレクトリにぶっこんで欲しい。
http://vim.sourceforge.net/scripts/script.php?script_id=2179

こんな便利なプラグインを知らずに「オレ、Vim 使ってます!」なんて言ってごめんなさい。

何が便利か?以下を読めばすぐ分かる。
http://d.hatena.ne.jp/guyon/20080409/1207737955

posted @ 15:24 | Feedback (0)

2009年6月18日

大人の科学 vol.24 の付録がアツい!

まずは、これを見て欲しい。
http://otonanokagaku.net/magazine/vol24/index.html

欲しくなったでしょ? 私は、とりあえず買うつもりではいる。

「大人の~」ていう響きはどこか淫靡な芳を漂わせる。「大人の4ビットマイコン」…。たまらない…。

私は、コンピュータに興味を持った時期がとても遅いので、こういう「古いコンピュータ」ってとても楽しそうに見える。ザ・昭和って感じだ。あー、楽しみだ。

posted @ 14:27 | Feedback (13)

デジタルインクパッド。超便利。

まずは、これを見て欲しい。
http://www.princeton.co.jp/product/tablet/ptbdip1.html

欲しくなったでしょ? 私は、ソッコーで Amazon で買った。

仕様書なり設計書なりを手書きで書きたい、手書きで注釈入れたいって常々思ってた。しかし、慣れの問題もあるんだろうけど、ペンタブレットは非常に使いにくい。

何かいいのないかなー、と見つけたのが、この「デジタルインクパッド」。

何が凄いのか?

まず、書くときはパソコンが不要。単にノートに書いていくだけ。会議にはこれだけ持って行けば十分である。ついでに音声も録音できる。

書いたデータは USB でパソコンにつなげるか、SDカードで転送する。HTML、BMP、JPEG、PDF、Word(のファイル) など様々な形式にコンバートできる(HTML は画像を並べただけだが…)。

さらに、OCR 的ソフトも付属しているので、書いた文字をコード化できる。個人的には不要な機能だが(だったら最初からパソコンで書けばいいじゃんって思うから)、これが便利だと思う人もいるだろう。

紙は市販のモノでいいので書ければなんでもいい。100枚ぐらいは乗せられる。ペン先は普通のボールペンの替芯でいい(サイズとか型は選ぶかも)。ペン自体は付属のものしか使えない。どういう原理で動いているのかさっぱり分からないが、電流的なモノがペンに流れて動いているようだ。だから、ペンを忘れたらただのノートになってしまう、という弱点はある。

タブレットとしても使える(パッドの下半分だけ)。

posted @ 14:19 | Feedback (6)

2009年6月12日

Google App Engine は Python でやるべき? Java でやるべき?

http://blogs.wankuma.com/shuujin/archive/2009/06/04/174151.aspx
↑でも言ったけど、「Java で Google App Engine やる気しねぇっ!」って思ってる。

でも、「Java ではこんなメリットあるんだぜっ」ってのが分かれば今すぐにでも Java に移ってもいいぐらいに思ってる。別に Python と Java のどっちが好きとかない。単に積み上げた知識の中に Java のフレームワークが殆どないので「Java やる気しねぇっ!」て思ってるだけ。

なので、

http://d.hatena.ne.jp/higayasuo/20090612/1244772658
客観的に見て、ぼくはガツンと言ってやったと思う。LLな方々を前に、「いまどきのフレームワークは進化しているから、言語による差なんて余りない。仮に、Javaのほうが二倍コードを書く必要があったとしても、開発の中でコードを書いている時間より考えている時間のほうが圧倒的に長いんだから、その辺は誤差でしょう。」と「がつん」と言ってやった。それが彼らに届いたかどうかは、ぼくには分からない。しかしぼくがガツンと言ってやったことだけは確かだ。

全然「ガツン」とこない。逆でも言える事だし。

やっぱり、今まで Java で戦ってきた人は Java が良いだろうし、Python で戦ってきた人は Python が良いだろし、どっちでもないならどっちでもいいんだろう。

posted @ 17:08 | Feedback (2)

2009年6月8日

昨日の出来事

昨日、自宅に帰ろうと地下鉄に乗ったときの事。

最初に乗った地下鉄が、自宅の最寄り駅よりも前が終点の電車(御堂筋の下り「なかもず行き」ではなく「天王寺行き」)だったので、一旦天王寺で降りる事に。目の前に座ってたおっちゃんがかなり熟睡してたので、起こしてあげようか一瞬迷ったが、どうせ駅員が起こすと思いスルーした(酔っぱらってるかもしれないので、変な親切心を出すとトラブルになる)。

駅のベンチで座っていると、やはり駅員に起こされたさっきのおっちゃんが私の横に座った。すごく眠そう(もしくは、すごく酔ってそう)。

本を読みながら次の電車を待っていると、横に座ってたおっちゃんが「フラフラ~」と立ち上がり、ホームの方へ行った。

「あんまりフラフラしとったらホームから落ちるんちゃうか」と思ってたら、マジで落ちた。

「おいっ!」と私は叫んで、ホームへダッシュ。下を見ると頭を線路にぶつけたのか完全に気絶している。「降りて引き上げるべきか? いや、その前に電車止めな。というか救急車呼ぶべき?」と混乱気味に携帯を取り出しながら、駅員がいないかキョロキョロしてたら、幸運にもすぐ近くに駅員が。

駅員は、ボルトなみのダッシュで駆けつけながら「じっとしてて下さい!」と言い(おっちゃんに言ったのか、今にも線路に降りそうな私に言ったのかわからないが)、速攻で警報を鳴らして電車を止め、他の駅員に報告しながら自分は線路へダイブ。何やら声をかけながら、他の駅員が持ってきた担架に乗せて無事保護。

駅員さん達の手際の良さにちょっと感動。こういうのに慣れているのか知らないけど、さすがだな、と思った。

それにしても、次の電車が来なくて良かった。

posted @ 15:56 | Feedback (9)

2009年6月4日

Google App Engine の本

Amazon では、今のところ次の二冊しか手に入らない。

どちらの本もめちゃ薄い上に、「Developing with Google App Engine」は字がでかい(ほんとにでかい)、「Using Google App Engine」は前半部分が HTML、CSS、Web アプリケーションの概念、Python の基本に費やされているので、Google App Engine の内容は実質半分しかない。当然どちらも英語なので読むのはダルい。

と散々な状況だが、二冊とも Google App Engine の入り口としては結構よい本だと思う。特に「Using Google App Engine」はプログラミングをしたことがない、という素人でも読めるだろう。

どちらか一冊だけ買う場合は「Using Google App Engine」をおすすめする。どちらの本も Java ではなく Python を前提としている(Java で Google App Engine する気がおきないんだが、Java の方がいいのかな…)。

posted @ 21:21 | Feedback (5)