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リモートデスクトップかなり便利 - その2

前回のつづき。

外出先から自宅のデスクトップマシンにリモートデスクトップで接続できるのはとても便利。だが、サーバーでもないデスクトップの電源を常に入れておくのはエコの精神に反する。という事で、Wake On Lan を併用する。Wake On Lan なんて使う機会ないなぁと思ってたんだが、ここにきて俄然使えるヤツになった。

Wake-on-LAN(Wikipedia)

要するに、ネットワーク経由で電源を入れちまえ、という代物である。ネットワークカードと BIOS が対応していたらできる。最近の殆どのハードでできるらしい。うちのデスクトップもできた。でも、デフォルトでは WOL ができないような設定になっているかもしれない。ドライバと BIOS の設定で WOL が使えるようにしておく。

肝心の電源の入れ方だが、対象のネットワークカードに「おはよう!」と「マジックパケット」を送信する。うちでは、常時機動している Debian から wakeonlan コマンドで送信する事にした。コマンドの書式は以下。

wakeonlan -i [IPアドレス] [MACアドレス]

Debian に SSH でログインして、wakeonlan コマンドでデスクトップを起動し、それからリモートデスクトップで入るというわけだ。

さて、これで無事デスクトップを起動できるかと思いきや、デスクトップのシャットダウン直後はうまくいくものの、2~3分経つとマジックパケットに反応しない。ああそうか、ARP テーブルのキャッシュが消えてしまうからか。デスクトップの IP アドレスは固定にしているので、Debian の ARP テーブルに対して

arp -s [IPアドレス] [MACアドレス]

としておけば完璧。リモートデスクトップかなり便利。

投稿日時 : 2008年12月16日 19:22

フィードバック

# re: リモートデスクトップかなり便利 - その2

これも思いつかなかったですね。
出先からならこれいいなぁ…。
ネット+ルーター越しからやれるのかなぁ。
2008/12/17 10:34 | うつせみ(虚蝉)

# re: リモートデスクトップかなり便利 - その2

>ネット+ルーター越しからやれるのかなぁ。

やれるルータもあるみたいですけど、詳しくないから分かんないですねぇ。
1台でも常時稼働のマシンがあったらそれだけでかなり楽なんですけどね。
2008/12/17 21:59 | 囚人

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