本当にいろんなことが、パソコンでできるようになりました。
文書が作れる、絵が描ける、音楽が聴ける、DVDも観れる。
初音ミクはDTMのハードルを大きく下げたと思います。それでも作曲のサの字も知らない俺のようなやつが買っても手に余るだけだと思いますが。
そして、我らがマイクロソフト! Visual Studio Express Editions なんてものを出してくれたおかげで、プログラミングまでタダでできるようになっちゃいました。
プログラミングなんて、本業でない人がやるものの中では、マニアックさでは上位に入るものではないでしょうかね。
いや、素晴らしいことです。
そんなマイクロソフトさんに、ぜひ次に頑張ってほしいのが、サーバ運営のハードルを下げることです。
要するに、趣味で自家サーバを立て易くしてくださいと。
もちろん、現状でも自家サーバを安価に立てることはできます。
Unix で Apache 使うとか、Windows 用でも無料の Web サーバソフトはあります(サーバ OS じゃないと接続数制限があったっけ?)。
でも、ほら、どうせなら、マイクロソフトさんが宣伝している最新の IIS でもって、ASP.NET とか WCF とか駆使してやりたいじゃないですか。
そういう本はよく出てますし、セミナーも積極的にやってくれてますけど、レンタルサーバだと使えないことが多いし。
Windows 2008 には Web Edition なんてのがありますが、やっぱりお値段がね。趣味では買えない。
どうもこの領域は高止まりしている気がします。
いやいや、難癖付けてるつもりはないんですよ。
もちろん、それ相応の機能制限はあって当然でしょうとも。
さて、一方、仮にマイクロソフトが英断を下して、そのあたりを気軽に使えるようになったとして、使う我々の側はどうなのでしょう?
最初にも言いましたが、いくら初音ミクが出たからといって、誰も彼も作曲ができるようになるわけではありません。
Visual Studio Express Edition だって、入手することは誰にも可能であるものの、誰にでも使いこなせるわけではありません。
そのへん、サーバ運営は?
ちゃっぴさんのところでおあつらえ向きな話題が上がってたので絡めますが、サーバ開発の経験がない俺からすると、Java や C# のような(広義の意味での)マネージ言語で作っても、いろいろ気をつけないと、あっという間にスーパーハカーの標的にされてウィルスばら撒くことになるんじゃないかなんていう漠然とした不安があります。
最近はクロスサイトナントカっていうのもよく聞きます。
マネージ言語を使うことでバッファオーバーフローの危険がなくなった(ゼロになったと言うと突っ込まれそうだな)ように、最近の開発環境ではクロスサイトナントカも低減できるようになっていたりするんでしょうか。