客先では Visual SourceSafe 2005 でソースコード管理をしているが、これがまたいろいろと問題があるわけで。
所々からソースコードを消してしまったという怨嗟の声が聞こえてくる。
私も先週やったorz
いや、適切に処理すればそんなこと起こらないというのはわかっている。
でも現実問題として、間違ったボタンを押すことはあるわけで。
チーム全体としてのソースコード管理ツールを変更するわけにいかないが、自衛のために SVN を使うくらいはいいよね。
ということで、VSSとSVNを同居する方法を考えてみた。
- VSS の管理下にあるディレクトリをバックアップしておく。
- 1. を SVN に「インポート」する。
- もとの名前で VSS フォルダを作成する。
- 3. に SVN から「チェックアウト」する。
- 4. に 1. のバックアップをすべて書き戻す。
VSS の管理下にあるか否かは .vssscc, .scc ファイルで管理されており、ここに記録されていないファイル・フォルダは完全に無視される。従って SVN の管理フォルダである .svn が作られても、全く問題なく共存できるというわけ。
運用方法としては、 VSS からソースコードを取ってきたらまず SVN にコミットする。コードの修正中は SVN に対してこまめにコミットし、区切りがついたら SVN にコミットしてから VSS にチェックインするという手順を取っている。
これなら、たとえ VSS によってソースコードを破壊されたとしても、SVN から元に戻すことができる。