Eclipse のインストールが終わったので、次はおなじみの "Hello world!" を作ってみる。
Eclipse にはチュートリアルがあり、その先頭には当然 "Hello world!" が収録されている。まずはこれを追っかけてみることにした。
「ようこそ」画面の「チュートリアル」をクリックすると、チュートリアルが6件収録されているのがわかる……日本語化はされないのね。
ここで "Create a Hello World application" を選択すると、VisualStudio とよく似たウィンドウ構成になる。この状態を「ワークベンチ」というらしい。
さらにチュートリアル状態では、右端に「ようこそ」ウィンドウが出ていて、ここで作業指示してくれるのでわかりやすい。英語だけど。
ヘルプみたいな別ウィンドウってのは、意外と読みにくいんだよね。
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Java パースペクティブを開く
デフォルトで "Java パースペクティブ" になっているんだが。もしなっていなければ、メインメニューの [ウィンドウ]-[パースペクティブを開く]-[Java] を選択する。[Java 参照] でないことに注意。
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Java プロジェクトを作成する
メインツールバー(デフォルトでは一番左のツールバー)にある [新規] アイコンから "Java プロジェクト" を選択する。"新規 Java プロジェクト" ダイアログが表示されるので、 "プロジェクト名" に "HelloWorld" と入力して "終了" ボタンを押す。その他のオプションはすべてデフォルト。
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HelloWorld クラスを作る
再びメインツールバーの [新規] アイコンから "クラス" を選択する。"ソース・フォルダー" に "HelloWorld/src" と入力されていることを確認する。"名前" に "HelloWorld" と入力し、"public static void main(String[] args)" チェックボックスを選択して "終了" ボタンを押す。
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出力ステートメントを作成する
main() メソッドに下記を記述する。
System.out.println("Hello world!");
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Java アプリケーションを実行
"パッケージ" エクスプローラーで右クリックをし、[実行]-[Java アプリケーション] を選択する。すると "コンソール" ウィンドウが立ち上がり、Hello world! と表示される。
以下、雑感とかメモとか。
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書き方そのものは C# とあんまり変わらない。C# の成立を考えれば当然なんだが。
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Java のエントリポイントになるメソッドは C と同じくmain()。ただし、プロトタイプは "public static void main(String[] args)" でなければならない。
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上記のプロトタイプに従った main 関数がないと、実行時に「選択にはメイン型が含まれていません」エラーが出る。
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int を返すこともできないようだけど、終了コードを返すにはどうするんだろう?
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コンソールアプリ作ることを考えると、終了コードって必要だよね?
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main() の引数を削除することもできない。
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エントリポイントは static でなければならない。なるほど、理にかなっている。
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そういえば、C# もエントリポイントは static だった……。
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Eclipse のキーバインドとか色分け設定等々を VisualStudio に合わせたい。
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Java 屋さんからは否定されるかもしれんが、私が慣れている開発環境は VisualStudio だ!
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オートフォーマットの設定はどうするんだろう。たとえば開き中括弧の前で改行しないってのは、すっげー違和感がある。