人を一人雇うと、その個人に対して企業が支払わなければならない「何がし」が増えます。
その「何がし」は、保険料だの、退職金積み立てだの、賞与だの、いろいろです。
ってことは、残業をさせることを前提にして雇用する人数を減らせるなら、その減らせた分の「何がし」が浮きます。
だから、残業代の人件費単価が割り増されても、会社としては社員を増やして「何がし」を払うよりはお得です。
あるいは「何がし」は、その人が定時刻働いた時間分に適用され、時間外では「何がし」を付加する必要が無いとも考えられます。
逆に、常時残業するのが当たり前な会社は、本来、人員を増やして「何がし」を払わずに済ませている会社であるとも言えます。
社員が増えるということは、その社員の生活に対する責任が発生するので、簡単なことではないらしいのです。
しかし、そもそも常時残業するということは、それなりに安定した仕事量が存在することになり、人員を増やすことには何ら問題は無いのです。
仮に、一定の仕事量が確保できているにも関わらず儲けが出ていないのなら、それは経営の基盤がヤヴァいです。
違うかなー?
ところで「何がし」って方言なんだろうか?w