動作テストの関係もあって、いろいろなセキュリティ対策ソフトを使っていたりする。
メインではウィルスバスター 2007 を主として使っているが、サブでは NOD32 とか Norton とか AVG Free とかいろいろ試している。
で、今日は、AVG Free を入れて開発を行なっていたパソコン起きた事件。
AVG Free は毎日パターンファイルのアップデートが行われるが、今まで誤検出をくらったことがなかったため、そのままずるずると使用し続けていたのだけど、今日のお昼頃あたりに、急に誤検出が発生した。
対象ファイルは、VC++.NET 2003 に含まれるリソースコンパイラ RC.EXE である。
ソリューションのビルドを行なったところ、RC.EXE 起動のタイミングでアラートが出て、動作を停止される。
当然、ビルドは失敗する。検出時に Ignore を選択しまくっても何度も出る。Heal を選択するとファイルを消されてしまう。もともとウィルスに感染していないだけに、修復できなかったので隔離されたのだろう。
これが誤検出であることは、別のセキュリティソフトを入れている環境から同じファイルをコピーしてきても再現したので確実と思われる。
そのファイルをコピーしようにも、エクスプローラでそのフォルダを開くだけでロックされ、コピーすらできないことに。
AVG Free に誤検出を報告しようにもロックされるし、いつ修正されるかわからないし、それまで開発機を止めていられないので、アンインストールを決意。取り急ぎ、ウィルスバスター 2008 でも入れてみるかと。
ウィルスバスターをダウンロードしたあと、ネットワークを切断しスタンドアロンで修正することに。
まずはセーフモードで再起動。Windows XP 起動時に F8 連打。久しぶりに連打。まるでゲーム感覚。
ウィルスバスターは統合ソフトなので、競合を避けるため、アンチウィルスの AVG Free もファイアウォールの ZoneAlarm もアンインストールし、Windows Defender も無効にした。
ウィルスバスターの導入も設定も終わり、最後にフルスキャン。これがまた開発機だけあって、時間がとてもかかる。軽く 4 時間以上はかかっただろうか。フルスキャン中、「バックグラウンドで続行」をクリックしたら、その画面だけ消えて、本体画面がデスクトップ中央というとてもおいしいところを占有し続けることに。
邪魔。
でもモーダルダイアログなうえ、閉じるボタンも無効化されていてキャンセルできない。
邪魔。
ウィルスバスター 2008 の売り文句は邪魔をしない、じゃなかったっけ?
めっちゃ邪魔。
ハードディスクにアクセスしまくっている中、OS を強制終了させる勇気はありませんでした。
さて、明日からがちょっと楽しみだ。