(昨日のエントリに一部書いたけど)vim を rails の開発環境にしよう。
1. vim-ruby の導入
2. autocomplpop.vim の導入
通常の自動補完は、入力モード時に C-x, C-o を入力しなければならない。
それを、 "." や "::" を入力した時点で自動的に候補を表示してくれるのがこちら。
autocomplpop.vim を取得して、runtime\plugin に配置。
3. rails.vim の導入
ruby に関する補完はすでに vim-ruby で実現できているので、rails 開発で使用するキーワードについて補完できるようになる。
また、関連する view や model のソースを自動的に開いたりしてくれる。(すごく便利)そして、script/generate やマイグレーションを vim から実行できるようにもなる。
rails.vim を取得し(zipでくれる)、中身の autoload, doc, plugin の各ディレクトリのファイルを、runtime ディレクトリ内の対応するディレクトリに配置。
4. refe.vim の導入
refe という gem がある。
日本語の ruby のリファレンスを参照したいときは、これを使うと便利。
そして、それを vim からインクリメンタルに参照できるようにしてくれるのがこれ。
もちろん事前に refe のインストールが必要。gem install refe で ok。
a :
refe.vim から refe.vba をダウンロードする。
b : ダウンロードした refe.vba を vim で開く。
c : おもむろに :source 'so %' とコマンド打てばインストール完了。
サイトのマニュアルではコマンドラインでのインストール方法が記載されていたけど、windows だとできなかった。
やり方が悪かっただけかもしれないけど、同じことで悩む人がいるかもしれないので別方法もメモ。
5. project.vim の導入
vim 内に左ペイントしてプロジェクトツリーを表示してくれる。
プロジェクトツリーからファイルを選択して、表示なんてことも可能。
project.tar.gz をダウンロードして、rails.vim と同様に runtime ディレクトリ以下の対応するディレクトリに配置。
rails プロジェクトのソースを開いた状態で、:Rproject コマンドを打てば rails のプロジェクトツリーが表示される。
・キーボードでプロジェクトペインにフォーカス移動するにはどうすればいいの?(今はマウスでクリックしてる)
・/hoge とか :s/foo/bar/g の対象にプロジェクトペインの表示文字が含まれるんだけど、どうにかならない?
など、便利だけどまだまだ使いこなせていない部分が多数。要学習。
6. 困ったこと
うちの vim は ASCII だけの UTF-8 を CP932 で判断する。
仕方ないっちゃぁ、仕方ないがこれじゃ使い物にならない。
vimrc をあれこれいじっても、どうしても CP932 になる。
rb, rjs, erb あたりは優先的に UTF-8 にしたい。
とりあえず C:\Users\<USER>\vimfiles\plugin\ftfiles の ruby.vim と eruby.vim に下記を追加した。
set fileencoding=utf8
set encoding=utf8
自分で作る場合はすべて UTF-8 だから、とりあえずこれでいい。
自動判別ができなくて、他のエンコーディングの Ruby ソースをいじる機会があればその時考える。
[参考サイト]
WindowsでのRuby/Rails開発環境としてのVimの設定メモ。[RKTMの日記]Vimを使ったRuby On Rails開発環境の構築 [ナレッジエース]環境構築までの手順として参考にさせていただきました。
rails.vimのいい加減な翻訳 [83's]rails.vim まとめ [川o・-・)<2nd life]rails.vim で何ができるかってやつ。これからよく見ていくことになるだろう。