実家の近くの市場跡がエライことになりました。
現場周辺は、上下祇園町、上下三条町、雪御所町など、都関係の地名が残っており、歴史を実感できます。
幼少から成人までの間、毎日のように通った市場が、大型スーパーに生まれ変わることになって、工事が始まったのが半年前。
市場を形成していた家を潰して更地にしたとき、遺跡が出たというので、市教委から調査が入りました。半年工事が止まった後、今回の発表になりました。
８月から発掘調査に入りました。
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004595098.shtml
http://www.kobe-np.co.jp/news/bunka/0004590036.shtml
「工事再開が可能か否かも含めて目途が立っていない。」とスーパー側の愚痴に近い見解でした。
建築現場で遺跡が見つかると「何かと厄介」というのが本音のようですね。
中には、遺跡らしきものが見つかっても、報告せずに建築を続行する業者もいるようで、文化と商行為とのバランスは難しいですね。
機会損失額を公から補完すれば良いのでしょうが、財源も厳しいですしね。