Ognacの雑感

木漏れ日々

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「こだわる」にこだわってなかった。

「拘る」と書くことも多かったのですが、これだと「かかわる」と読めてしまう。
それだけでなく、「こだわる」は「つらまらいことに固執する」というマイナス表現だそうです。
漢字表記でなく、ひらがな評議が良いようです。
言葉は生きているので、最近の用法では、「細部にこだわる。」「勝ちにこだわる」も肯定する方向のようですが、知らなかったのは不覚..orz;
ソースコードにこだわる。変数名にこだわる。...といった表現は、眉を顰める人がいたのですね。
 「やばい」が「すごい」の意味で使われている昨今、急速に、用語の意味が変わっているように、思えますが、
昔も、これくらいのスピードで、意味が変わっていたのかも知れませんね。
コマーシャルで「おいしさのこだわり」等の表現が流れているので、変化速度は、早くなっているとは思いますが。
流行っても、すぐ廃る用語もあるので、定着するかしないかは不明ですが、廃れない誤用は、受け入れる土壌があったのでしょうね。

投稿日時 : 2010年5月3日 0:03

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# re: 「こだわる」にこだわってなかった。 2010/05/03 9:37 組木紙織

>「やばい」が「すごい」の意味で使われている昨今、急速に、用語の意味が変わっているように、思えますが、

私の考え方は少し違って、用語の意味の変化が速いのではなくて、小さな社会の中で生まれた独自の用語の意味の変化が、普及するのが速くなったという認識です。

# re: 「こだわる」にこだわってなかった。 2010/05/03 11:19 あおいたん

 10年前と比べても情報の伝播速度は速いですから誰かが誤用したりローカルルールだったものが広がっていく速度は昔より速いんでしょうね。またたやすいのだろうとも思います。

# re: 「こだわる」にこだわってなかった。 2010/05/03 11:50 中博俊

拘泥が語源ですし、マイナス要素にしか使ってはいけないですね。
言葉が生きているとしたり顔で言う人もいますが、少なくとも正しい言葉を知っている人はがみがみと言って正しいことに拘ることも大事ではないでしょうか。

# re: 「こだわる」にこだわってなかった。 2010/05/03 14:50 とっちゃん

肯定的意味は「こだわ(は)り」を語源とするのでは?

そもそも「こだはり」が動詞かどうかすらわかってない(現代口語では動詞的表現を「り」とはあらわさない)ですけどw

>がみがみと言って正しいことに拘ることも
こここそがこだわりを持つべき部分では?www

# re: 「こだわる」にこだわってなかった。 2010/05/03 19:42 Pasie.

 > これだと「かかわる」と読めてしまう。
 本当に?そこだけ見れば確かに読めますが、しかしそれのなにが問題でしょう?例えば「行って」はなんと読みましょう?この部分だけを抽出して問題にしてもあまり意味がないのでは?

 > マイナス表現
 これも問題が分からない。「細部にこだわる。」「勝ちにこだわる」は肯定と言われていますが、これらだって「細かいことに一喜一憂せず、もっと大局的な立場に立って考えろ」的に捉えることが可能ですよね。一般に「そこまで深追いしなくても…」と思われることにまで考慮をめぐらせるから「拘り」というのだろうから、ある意味マイナスなのは当然かと。ついでに言うと、マニアとかオタクとかも類義語ではなかろうかと…

 >眉を顰める人
 動くから良いじゃないですか?派かな。
 保守しなくてはならない身としてはそれでは困るんです(笑

 まあどう受け取られるかに拘わらず、断固として「拘る」と言い続ければよいのではないかと。

# re: 「こだわる」にこだわってなかった。 2010/05/03 23:31 よねけん

#ネタですよwww

> マイナス表現だそうです

「否定的表現」と言うべきでしょう。

> 昔も、これくらいのスピードで、意味が変わっていたのかも知れませんね。

「速度で」と表現すべきでしょう。

> コマーシャル

CM(Commercial Message)またはCF(Commercial Film)ですね。
中途半端な略し方をせずに本来の用語の頭文字を繋げた略語が好ましいでしょう。

というようにいろいろな所で、造語や勝手な略し方やなんとなく横文字で言ってみたりということがあちこちで行われて、そういう過程を経て言葉は変わっていくのですねw

「マイナス表現」は、いつからかよく聞くし自分も使っている言葉ですが、元来は、プラス=良い、マイナス=悪い、という意味はないはずです。これは「マイナス」という言葉が様々な場面に応用され運用された結果として付加されたイメージでしょう。そこから派生して「否定的な表現」の意味で「マイナス表現」という言葉が生まれたと。(誤用かどうかにこだわらなければ)この例のように新たな意味合いが付加された言葉はたくさんありそうです。

# re: 「こだわる」にこだわってなかった。 2010/05/04 0:17 Ognac

「言葉の意味変わるもの」これは肯定派です。
「言葉の乱れを嘆く人」は、文化の進化に逆らっているように思います。
でも、誤用が誤用のまま、ネット社会のスピードで広まるのは、不自然な進化だと思うんですよ。

「気の置けない友達」を「悪い奴、気を使う奴」、
「情けは人のためならず」を情けをかけてはダメと思っている人も多いそうですね。
そういう人をみると、明白な誤用は指摘するべきかと。

日常会話で「おいしさのこだわり」に違和感を持つ人が少数派になった時点で市民権を得たと、認知してよいのかな。
確かに無意識に「マイナス」=「悪」というイメージを持っていますね。

>正しいことに拘ることも
ご指摘のように、否定的表現に用いること....に反しているような気がします。
でも、私は違和感がありません。

「正しい日本語」は存在しないのでしょうが、「正しい日本語」の本が根強い人気なのは、面白い現象ですね。

# re: 「こだわる」にこだわってなかった。 2010/05/05 11:51 Pasie.

>否定的表現に用いること....に反しているような
 否定的表現(?)を使用することと、誤用とがごっちゃになっている気がしますが。
 どうしても気になるなら「追求する」とかにしてしまうのはどうでしょう。

# re: 「こだわる」にこだわってなかった。 2010/05/06 1:22 Ognac

そのあたりの区別自体つかない、国語力..orz

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