ニックネームやH.N.は匿名だという意見もありますが、私の意見は H.N. not = 匿名 です。
閑話休題
業務システムには個人の氏名を扱うのが多々あります。顧客管理と称することが多いです。
当然、同姓同名があるので、氏名をユニークキーにすることはできません。法人名称にも言えることです。
ユニークキーの顧客IDを降るのは自明ですが、氏名を同姓同名のまま放置するケースもありますが、リアルで接することがある顧客の時は、 対面した時は「どこそこのAさん」、「あちらのAさん」と称して区別することがあります。
内輪では、A1号、A2号と称していることもありますが、当人に知られないように気を遣ったりします。
昨今は、殆どの人がメルアドを持つようになり、「H.N.」もしくは「ニックネーム」の意味が浸透しているようです。
携帯向けアプリの人たちは顧客識別子を「ニックネーム」と称するようですね。
会員登録などでは、ニックネーム(個人名)を入力する画面で、同名のニックネームが既に登録されていたとき、
「この名前は既に登録されています。付け直して下さい」と改名操作を促したりされます。
一昔前のシステム作りの感覚だと、「そんな失礼なことを顧客に要求しては駄目だ。同姓同名の解消は内部で行い、表に出すな」でした。同姓同名の識別子の設定を当の本人に行わせることに違和感なくなったようです。様変わりしたものです。
ニックネームがユニークキーとして使えることになるので、システム設計も助かる面があります。
メルアドをユニークにするのは、一人で複数所有したりするので個人と対にしにくいです。
メルアドを頻繁に変える人でも、H.N.は変えない人が多いらしい。
一人で複数のH.N.も可能なので、名寄せの考慮なくなりませんが、同姓同名対策が楽になったと思います。