あるシステムを新システムにリニューアルするときは、(全く新規で作る時にも当てはまることもあります。)
ビジネスルール(商売ルール)は変わらなくても、システムルールや規定を見直すチャンスです。
追求すると、必要度の低い帳票類は結構見つかります。作表しなくても、支障がないこともあるようです。
a作らなくても問題にはならないのに、旧システムで出力していた表が出なくなったら、批判の嵐になったりします。これはよくある話です。
これらは、見えるモノなので、なんとなく保守体質だなぁと理解できます。
Windowsの中身はUniCodeになっているし、RDBのコード体系もデフォルトでは、UniCodeです。
それなのに、折角、白紙から構築する機会なのに、RDBのコードをS-JISで構築するプロジェクトがあったりします。
{S-JISにする必然性があるのですか?」と尋ねたら、
・旧システムがS-JISだったから
・Uni-Codeでの実績がないから、問題が発生したら怖いので無難なS-JISにした。
・旧システムからのデータ移行に問題が生じたら困る
との返事がありました。
過去の安定した経験が柵になっているように見えます。
# 経験してないのに実績もなにもなかろうに...との思いは胸に押し込めて。
「いままで、そうしてきたから、変える必要はない」という思考は、それなりに理由があります。
変更してリスクを負うよりも、現状維持の方がコスト安という判断もあるでしょう。
とはいうものの、時代は流れていくので、いずれは変更することになります。
変わるまで数年~10数年要するのは仕方ないのかも知れません。
(ボソ)FrameWork 3.5~4.0のアプリを仕事で作れる日が直ぐ来ますように。願七夕曇空。