Ognacの雑感

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過去の経験は、足枷(柵)になることも

あるシステムを新システムにリニューアルするときは、(全く新規で作る時にも当てはまることもあります。)
ビジネスルール(商売ルール)は変わらなくても、システムルールや規定を見直すチャンスです。
追求すると、必要度の低い帳票類は結構見つかります。作表しなくても、支障がないこともあるようです。
a作らなくても問題にはならないのに、旧システムで出力していた表が出なくなったら、批判の嵐になったりします。これはよくある話です。
これらは、見えるモノなので、なんとなく保守体質だなぁと理解できます。

Windowsの中身はUniCodeになっているし、RDBのコード体系もデフォルトでは、UniCodeです。
それなのに、折角、白紙から構築する機会なのに、RDBのコードをS-JISで構築するプロジェクトがあったりします。
{S-JISにする必然性があるのですか?」と尋ねたら、
・旧システムがS-JISだったから
・Uni-Codeでの実績がないから、問題が発生したら怖いので無難なS-JISにした。
・旧システムからのデータ移行に問題が生じたら困る
との返事がありました。
 過去の安定した経験が柵になっているように見えます。
# 経験してないのに実績もなにもなかろうに...との思いは胸に押し込めて。

「いままで、そうしてきたから、変える必要はない」という思考は、それなりに理由があります。
変更してリスクを負うよりも、現状維持の方がコスト安という判断もあるでしょう。
とはいうものの、時代は流れていくので、いずれは変更することになります。
 変わるまで数年~10数年要するのは仕方ないのかも知れません。

(ボソ)FrameWork 3.5~4.0のアプリを仕事で作れる日が直ぐ来ますように。願七夕曇空。

投稿日時 : 2009年7月8日 0:07

Feedback

# re: 過去の経験は、足枷(柵)になることも 2009/07/08 22:24 Pasie.

 まあ変えずに済むならそれにこしたことはない。
 現実にWindowsなんてまだShiftJISが色濃く残っているわけですし。(コマンドプロンプトとか特に。はよ完全対応してくれ >_<;)
 JIS3水準だの、JIS-X-0213:2004だのといわずに、2水準漢字で維持してくれて、等幅フォントを使いつづければ、ShiftJISでいいのですよ。

 なんてね(汗

 DBの件で言えば、過去Unicodeを導入しましたけど、VARCHAR2(20)を切った時に、全角が10文字入らないんですが、と問われたりしましたね。 #ヒント:UTF-8
 ShiftJISがいろんな意味で、ものすごくよくできたコード体系だっただけに、移行には時間がかかるでしょうね。私もはじめてShiftJISに出会った時は、もう絶世の美女に見えましたもん。ええ、本当に。今となっては醜女にしかみえず、泣きそうだったりするのは秘密です。ええ。--;

# re: 過去の経験は、足枷(柵)になることも 2009/07/08 23:39 Ognac

UTF-8 ....2,3~4バイトになる可変長はどうにかして欲しいですね。
UniCodeも当初2byte 約64000字で収まると見込んだのが禍根。
結局、Code/Encodeの乱立となり、改善されそうにない。
RDBに関して、大胆ですが、文字項目すべて Nvarchar2(2048) で定義して、有効文字数を別途定義するというのも方法かも。
住所や氏名、備考欄などCode項目でない文字項目で長さを意識する意味があるのか時々疑問に思います。
RDBの制約でnvarchar(2048)とかnvarchar(4000) とかでもよいかと。

#  [??????] ???????????????????????? | ?????????????????? 2012/10/22 23:05 Pingback/TrackBack

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