JR車両の製造に際して「価格半分寿命半分重量半分」があるそうです。
長持ちの車両を作ると、償却まで数十年使い続けることになり、後半は、[古臭い設備の車両]という冷たい視線を浴びる運命になるのだそうです。
寿命を半分にして、重量を半分にすれば、価格も半分になり、最新設備の車両の投入も早くできて、全体として設備向上につながるそうです。
これって、アプリ開発環境機に通じるものがありますね。いまだに、VS200x がまともに走らない機械での開発を強いる開発会社があったりします。
減価償却という税金上の問題がありますが、「償却費が無駄になっても、早い機種を投入すべき」というのは、コメントでも頂いています。
最近は、CPUの進化がスピードでなく、複数コア化に向かっていますので、1,2年前の機種でも十分、開発に耐えます。
VS2005/8の開発で、メモリが512KBしか搭載していないと悲しくなります。
メモリもいつの間にか 1G=1K円の時代です。いくらでも積めそうですがね でも Winx86の制約で 約3.2Gしか認識できないので、4G積めば充分ですね。
重厚長大の対義語として、軽薄短小がありますが、価格寿命重量半分というのは、もう一つの対義語になりそうだと勝手に思ってます。
「使い捨て電車」と揶揄される局面もあるようですが、Windows開発機は使い捨てでよいような気もします。
でも、最近の電化製品の短命が短いと感じるし。勿体ない気もするし....複雑な気分。