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コンピュータ言語も表現文化です

元ネタ: 誰が書いても同じコード幻想  :  http://blogs.wankuma.com/nagise/archive/2008/03/27/129896.aspx
趣旨(文意)と、表現は対になるものですが、文調(表現)は、書くときの気分や日時によって、変化します。同じ趣旨の事を書いても、昨日と今日では、表現文章が異なってしまいます。
ましてや、仕様書を書く人と、コーディングするプログラマは別人を前提としているのですがら、他人に文章を書かすことになるので、同一コードになる筈がありません。
大元のSIerさんか、目指したのはなんだったのかは不明です。同一のソースになる筈と考えているとしたら、御目出度感がします。
自然言語を話して他人にノートに書かせても、同一にはなりません。会議の議事録が不完全になり勝ちなのは承知の通りです。
「これがこうしてああなって」と3行程度の内容を口頭で説明して、複数の部下や他人に報告書に書かせても、バラバラの表記になること請け合いです。
記入規約があったとしても、同一にはならないでしょう。しかし、表現したい内容は同意になると思います。
プログラム言語レベルの狭義のロジックは、自然言語では表現困難なのかもしれません。
システムはプログラム言語の為にあるのでなく、顧客のやりたい事を実現するための物です。やりたい事を伝えるには、自然言語です。それをサーベイして掘り下げて、業務ロジックに仕上げるのが、開発者の仕事です。
自然言語ば非ロジックな物ですが、論理を組みたてて説明するのは自然言語です。自然言語でロジックを語れない人は、プログラマには不向きな気がします。国語力は論理力であり、その面では数学と根は繋がっていると思ってます。
皆さんが仰るように、プログラムソースの表現は同一になりっこないですね。内部仕様書を提示してプログラマにそれを望むのは無意味というより、無駄です。
使う命令まで記載すると可能かもしれませんが、そこまで書く手間で、プログラムは作れます。「内部仕様書= ソースコード」にすればSIerさんの考えている成果物になるのかもしれませんが。内部設計者=プログラマを意味することになるのでは?、
SIerさんの前提であるプログラマに書かせるという前提条件が崩れます。
個々の言語云々というのは過去の話になりつつあります。もはやシステムはC#/VB/Java など単一言語で構築できるものじゃなくなっています。内部設計者はプログラマでもあることが要求されているとも思います。
 コンピュータ言語は人工カタコト言語ではありますが、表現言語なので作り手であるプログラマの主義主張思想が反映されます。その表現言語に対して、同じコードになるべきだとや思うのは、文化と認識していないのかも知れません。
同じ意味の事を記述しても、方言もありますので、地域限定の表現になったりしますが、その地域なら意味が通じます。
有名な言い回しなので、ご存知の方も多いと思いますが。
「この犬、チャウチャウみたいだけれど、チャウチャウと違うのと違う?」というのがあります。大阪弁だと、
「この犬、チャウチャウ(みたいやけど、)チャウチャウちゃうん(と)ちゃうん」となります。会話では(..)がとれて
「このチャウチャウ、チャウチャウちゃうんちゃうん?」となり、充分意味は通じます。
東北では「どこへいく?」「風呂へいく」が「どさ?」「ゆさ」になるそうです。(こちらは聞いた話です。)
文章は非ロジカルですが、会話は成立します。(広義の)ロジックは自然言語で表現可能だと思っています。
だだ、重要な前提条件があります、共通の言語文化を共有していることです。
システムの発注者と、開発者が文化を共有していないと、システム開発が破綻を来します。なんども体験しました。..orz。
 コードジェネレータが進歩して、内部設計書から自動生成される日はくるでしょう。そうなっても、内部仕様書を記載するのが人である以上、表現の個人差の問題は付いて回ります。
当分はITシステムは家内制手工業からは脱却できないだろうなと思うのです。そんな業界だから面白いし好きなのです....www。

投稿日時 : 2008年3月28日 1:13

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# re: コンピュータ言語も表現文化です 2008/03/28 1:55 片桐

あれ、チャウチャウちゃうんちゃう?
ちゃうちゃうちゃう!
チャウチャウちゃうやんなぁ
うん!チャウチャウちゃうちゃう!

実演しようかなw

# re: コンピュータ言語も表現文化です 2008/03/28 12:04 uskz

同値が連続した命題とか,英語とか日本語とかの自然言語では物凄く表しにくい 笑

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