先月の28日に韓国発のニュースがTVで報道され、家族が信じていました。
「携帯電話が爆発?作業員死亡=韓国」
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200711/2007112800816&rel=y&g=soc>【ソウル28日時事】韓国の聯合ニュースによると、同国中部・忠清北道清原郡の採石場で28日、男性作業員(33)が死亡しているのが発見され、胸ポケットの携帯電話の電池が爆発した可能性が指摘されている。電池部分が溶けていたほか、遺体にやけどのような跡があり、肋骨(ろっこつ)などが折れていた。
> 検視を担当した医師は、電池の爆発で肺と心臓が損傷したことによる死亡と推定。この携帯電話は韓国製だった。警察当局は遺体を解剖し、正確な死因を調べている。
昼間のTVで報道されたらしいです。私は見てません。
「電池は怖いね。私らの携帯は大丈夫かな。メーカーに問い合わせようか。」といっている。
確かに電池の不適切な使用で駅漏れや化学変化や充電中の発火ははあるにせよ。使用中に爆発することは在り得ない。(と思う)
それを、さも携帯が爆発したような印象を与える報道はダメでしょう。
案の定。29日に「携帯電話爆発はうそ=作業員死亡、同僚を逮捕-韓国」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071130-00000009-jij-int>【ソウル29日時事】韓国中部・忠清北道の採石場で男性作業員が死亡し、携帯電話の電池が爆発した可能性が指摘されていた問題で、警察当局は29日、同僚の男が建設機械を運転中に誤って作業員を死なせたと断定、この男を逮捕した。
> 韓国メディアによると、警察が遺体を司法解剖した結果、携帯電話の爆発が死因ではないことが判明。遺体の第1発見者だった男を改めて取り調べたところ、自らの過失を隠すために「携帯電話が爆発した」とうそをついていたことが分かったという。
と記事はありました。TV報道されたのか否かは不明です。家族は見ていない。私も見てない。家族は携帯が爆発したと思っている。
ということは、訂正報道を見ていない人や意識してアンテナを張っていない人は、第一報を信じることになる。
以前のエントリー(東京交通網改札トラブル騒動顛末
http://blogs.wankuma.com/ognac/archive/2007/10/29/104619.aspx)で、原因報道が頓珍漢であると書いてました。
マスコミは意図的でなくても人心操作されるので、もっと真剣に報道して貰いたいものです。(迎合的なマスコミには無理な気もしますが)