頭の体操の回答です。
ちょっと長くなったので問1、問2別々でエントリします。
分かりやすいように、一覧にして消去法でやっていこうと思います。
123 123
456 456
789 789 123
○ / ○ = ○ 456
123 123 789
456 456 ×
789 789 123
○ - ○ = ○ 456
123 123 789
456 456 ∥
789 789 123
○ + ○ = ○ 456
789
まず掛け算の部分から見てみます。
1×n=n の法則になりますので、掛け算の部分に1はありえません。また、素数nは約数が1とnのみになりますので、積に素数はありえません。
123 123
456 456
789 789 123
○ / ○ = ○ 456
123 123 789
456 456 ×
789 789 123
○ - ○ = ○ 456
123 123 789
456 456 ∥
789 789 123
○ + ○ = ○ 456
789
また、4、9は約数の中から1とその数字を除くと1つしか残りません。
その場合、素数m×m=nとなってしまうので使用できません。
123 123
456 456
789 789 123
○ / ○ = ○ 456
123 123 789
456 456 ×
789 789 123
○ - ○ = ○ 456
123 123 789
456 456 ∥
789 789 123
○ + ○ = ○ 456
789
次に割り算ですが、素数を分母に使えません。
また、n/1=nとなりますので分子に1は使えません。
123 123
456 456
789 789 123
○ / ○ = ○ 456
123 123 789
456 456 ×
789 789 123
○ - ○ = ○ 456
123 123 789
456 456 ∥
789 789 123
○ + ○ = ○ 456
789
分母に4、9が残っていますが、約数から1とその数字を除くと1つしか残りません。
その場合、n/m=mとなってしまいますので使用できません。
123 123
456 456
789 789 123
○ / ○ = ○ 456
123 123 789
456 456 ×
789 789 123
○ - ○ = ○ 456
123 123 789
456 456 ∥
789 789 123
○ + ○ = ○ 456
789
残った6と8の約数は2、3、4となりますので、分子はそれ以外の数字の可能性はなくなります。
123 123
456 456
789 789 123
○ / ○ = ○ 456
123 123 789
456 456 ×
789 789 123
○ - ○ = ○ 456
123 123 789
456 456 ∥
789 789 123
○ + ○ = ○ 456
789
また、商の可能性も2、3、4となりますのでそれ以外の数字の可能性はなくなります。
123 123
456 456
789 789 123
○ / ○ = ○ 456
123 123 789
456 456 ×
789 789 123
○ - ○ = ○ 456
123 123 789
456 456 ∥
789 789 123
○ + ○ = ○ 456
789
掛け算に戻り、2、3、4との積が1ケタになるのは2、3、4となりますので、それ以外の数字の可能性はなくなります。
123 123
456 456
789 789 123
○ / ○ = ○ 456
123 123 789
456 456 ×
789 789 123
○ - ○ = ○ 456
123 123 789
456 456 ∥
789 789 123
○ + ○ = ○ 456
789
次に足し算と引き算ですが、9+n>9になりますので足し算に9は使用できません。
また、n-9<0になりますので引き算の引く側に9は使用できません。
結果9は引き算の引かれる側の数字になります。
123 123
456 456
789 789 123
○ / ○ = ○ 456
123 789
456 ×
789 123
9 - ○ = ○ 456
123 123 789
456 456 ∥
789 789 123
○ + ○ = ○ 456
789
引き算で、9との差が2、3、4となるのは5、6、7となりますので、引く側の数字はそれ以外の可能性はなくなります。
123 123
456 456
789 789 123
○ / ○ = ○ 456
123 789
456 ×
789 123
9 - ○ = ○ 456
123 123 789
456 456 ∥
789 789 123
○ + ○ = ○ 456
789
この時点で1の可能性は足し算のみとなります。足し算は前後が入れ替わっても結果は変わりませんので、ここでは左側にしておきます。
123 123
456 456
789 789 123
○ / ○ = ○ 456
123 789
456 ×
789 123
9 - ○ = ○ 456
123 789
456 ∥
789 123
1 + ○ = ○ 456
789
1との和が6か8になるのは5と7ですので、足し算のもう一方はそれ以外の数字の可能性はなくなります。
123 123
456 456
789 789 123
○ / ○ = ○ 456
123 789
456 ×
789 123
9 - ○ = ○ 456
123 789
456 ∥
789 123
1 + ○ = ○ 456
789
ここで、積の6か8が求められる可能性を見てみます。2、3、4が残っていますので、2×3、2×4、3×2、4×2の可能性があります。
割り算の商の部分を4とした場合、
4×n=6→n=6/4=1.5・・・×
4×n=8→n=8/4=2・・・○
となって、足し算の和の部分は2となります。
この場合、可能性の残っている分母、分子で考えると8/2のみとなります。そうすると、掛け算の積と割り算の分母両方で8を使うことになってしまいます。
また割り算の商を3とした場合、
3×n=6→n=6/3=2 ・・・○
3×n=8→n=8/3=2.666・・・ ・・・×
となって、足し算の和は2となります。
この場合、可能性の残っている分母、分子で考えると6/2のみとなります。そうすると、掛け算の積と割り算の分母両方で8を使うことになってしまいます。
結果、商の可能性は2のみとなります。
123 123
456 456
789 789
○ / ○ = 2
123
456 ×
789 123
9 - ○ = ○ 456
123 789
456 ∥
789 123
1 + ○ = ○ 456
789
引き算の差の可能性が3、4になったので、9との差の可能性があるのは5、6になります。
123 123
456 456
789 789
○ / ○ = 2
123
456 ×
789 123
9 - ○ = ○ 456
123 789
456 ∥
789 123
1 + ○ = ○ 456
789
ここで7の可能性が残っているのは足し算のみとなります。また、1+7で足し算の和も8となります。
123 123
456 456
789 789
○ / ○ = 2
123
456 ×
789 123
9 - ○ = ○ 456
789
∥
1 + 7 = 8
ここで割り算の分母の可能性が残っているのは6のみとなります。
123
456
789
6 / ○ = 2
123
456 ×
789 123
9 - ○ = ○ 456
789
∥
1 + 7 = 8
ここで引き算の引く側の数字の可能性が残っているのは5のみとなります。また、引き算の差も9-5で4となります。
123
456
789
6 / ○ = 2
×
9 - 5 = 4
∥
1 + 7 = 8
残った3が割り算の分母になります。
6 / 3 = 2
×
9 - 5 = 4
∥
1 + 7 = 8
ということで、上記が答えとなります。
こんな感じでどうでしょうか?