http://blogs.wankuma.com/episteme/archive/2007/03/14/66668.aspx
ボタンのEnable=falseにして、実行できなくしてしまえ。
にたいしての盛り上がり。
ま、それはおいといて。
ユーザ教育という視点で。
ユーザ教育どう考えますか?
- 説明会を実施する。
- マニュアルを整備する。
- ラベルで注意書きをいっぱいする。
- ステータスバーでいろいろ説明する。
もちろんそれらすべて重要なことです。
で、すべての項目が満たされるまで更新ボタンを押せなくすることははたして適当か?
今回の例だと
削除対象を選ばないと、削除ボタンが押せなくしたい。
と
削除ボタンを押せるけど、削除対象がないとエラーメッセージを表示する。
という2つのどちらが良いかです。
私は基本後者です。
もちろん前者が複雑になってくると、蟻地獄の様相を呈するのもあるのですが、それよりもユーザ教育の機会です。
エラーメッセージで、"削除対象が選ばれていません。削除対象を選択して下さい。"と表示すれば、ああこのボタンは削除対象を選択してから使うということが理解できます。
実際にこのエラーメッセージに遭遇したユーザは、この条件を理解してくれるかもしれません。(おなじことを繰り返す人はいるけど)
実際に要件定義や、設計のフェーズで打ち合わせする人同士で暗黙のアバター設定を行っていて、
- 現行システムをよく知っている人は、現行システム通りのほうがよい(新しいシステムに慣れることはないという勝手な設定)
- エラーメッセージが出てしまうより、わかった入力しかしないから(新しいユーザが入ってこないという設定)
- Windowsに慣れてないから(新しいユーザはWindowsのほうが慣れている)
こんなことありませんか?
ユーザは思った以上に慣れるし、慣れてしまうがゆえにメッセージも見なくなります。(ここでTAB-TAB-ENTER-ENTERだよとか平気で言う)
エラーメッセージが煩わしいと感じるのは最初のうちだけなんだったらシステムとの対話を増やすほうがいいと思いませんか?
#エラー処理もメッセージボックスOrステータスバー+ビープとか切り替えられればいいかもね。