サムと話をしていたら、SQL 2005のExpressの話になったんだ。
僕はこういったんだ、"Expressはディスク容量が2Gから1GBになるらしいね"って。
そうするとサムはこういうんだ"本当かいヒロ。僕は知らなかったよ。一度違いを調べてみておくれよ"
#一部脚色+翻訳調でお送りしました。
SQL Server 2005 Express Edition 概要
http://www.microsoft.com/japan/msdn/sqlserver/express/sseoverview.asp
ちょっと古い資料ですが、比較している資料が上記です。
Server 2005 Express Edition 2005 |
MSDE 2000 |
Application XCopy サポート |
該当する機能はありません |
DTS はありません |
DTS ランタイムがあります |
MDAC がないので容易に展開できます |
MDAC はインストールの一環としてインストールされます |
MSI のみ (処理は簡単です) |
MSI と MSM (MSM の処理は困難です) |
クライアント側でのトランザクション レプリケーション、マージ レプリケーション、およびスナップショット レプリケーション |
レプリケーションのサブスクリプション以外に、マージ パブリケーションとスナップショット パブリケーションがサポートされています |
豊富なセットアップの UI |
必要最低限のセットアップの UI |
エージェントはありません |
エージェントがあります |
Windows 2000 SP4、Windows XP SP1、Windows 2003 をサポートしています |
Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP、Windows NT4、Windows 2003 をサポートしています |
CLR のサポート |
CLR のサポートはありません |
GUI ツールが用意されています |
GUI ツールはありません |
データベース サイズの制限 : 4 GB |
データベース サイズの制限 : 2 GB |
1 CPU、1GB の RAM |
2 CPU、2GB の RAM |
しきい値はありません |
ワークロードのしきい値が適用されます |
Visual Studio との密接な統合 |
Visual Studio との必要最低限の統合 |
2GB -> 1GBはメモリの制限で、ディスクは2GB -> 4GBが正解です。
またその他で影響を受けやすい項目としてはCPUと、DTS(IS)とAgentです。
特にバッチ処理系で利用することが多いAgentとDTSについては回避する為にはプログラムやシェル(WSH含む)と、タスク(ATコマンド)の組み合わせを用意してやる必要があります。
その代わりワークロード制限は撤廃されますし、AtacchDBFileName機能が入ることによりAccess(というかmdb)からのマイグレーションには使用しやすい環境は整います。
特徴を見極めてやる必要があるとは思います。
こんな感じでどうでしょう?>サムさん