@ITで ナオキさんによる「.NETの新データアクセス・テクノロジ「ADO.NET Entity Framework」」が書かれています。
http://www.atmarkit.co.jp/fdotnet/special/vs2008sp1ef/vs2008sp1ef_01.html
一言で言うと素晴らしい解説といえます。 是非みなさんも読んでみることをお勧めします。
ただ、2ページめの「表1 EDMに対するクエリの特徴」は誤解を生みやすいので要注意です。
4ページめ「Query Builderメソッドを利用する(Object Services)」で書かれているのですが、INSERT/UPDATE/DELETEは可能なので、
表でINSERT/UPDATE/DELETE句がないとだけ書かれているとできないと思う方が多いかもしれないからです。
以下のような表にするとINSERT/UPDATE/DELETEも可能だと理解してもらえると思います。
|
Entity SQL + Entity Client |
Query Builderメソッド (Object SQL) + Object Services |
LINQ to Entities + Object Services |
アドホック・クエリ向き |
○ |
○ |
× |
型指定がされている |
× |
× |
○ |
EDMの型を戻り値にできる |
× |
○ |
○ |
INSERT/UPDATE/DELETEの方法 |
Entity に対応したストアドプロシージャ |
EDMで定義した型による戻り値を操作してSaveChangesメソッドで行う |
EDMで定義した型による戻り値を操作してSaveChangesメソッドで行う |