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大きい整数(LargeInteger)の属性

前回、Active Directory 内のユーザやグループなどのオブジェクトの属性で「構文」のとこが 「大きい整数/間隔」となっている属性があると書きました。

それらの属性を代表的な 6 つのオブジェクトについてまとめてみました。

属性 表示 User Group Computer OU Printer Volume
accountExpires 日付        
badPasswordTime 日付        
lastContentIndexed 日付          
lastLogoff 日付        
lastLogon 日付        
lastLogonTimestamp 日付        
lockoutTime 整数        
maxStorage 整数        
msDS-Cached-Membership-Time-Stamp 日付        
msDS-LastFailedInteractiveLogonTime 日付        
msDS-LastSuccessfulInteractiveLogonTime 日付        
msDS-UserPasswordExpiryTimeComputed 日付        
pwdLastSet 日付        
uSNChanged 整数
uSNCreated 整数
uSNDSALastObjRemoved 整数
uSNLastObjRem 整数
uSNSource 整数

 

「表示」の項目はオブジェクトのプロパティ画面の属性エディタタブで「値」列に表示される形式です。

uSNSource は属性エディタタブで値を編集したら整数で表示されたので「整数」としました。実際はシステムによって設定されるので判りませんが・・・

uSNDSALastObjRemoved と uSNLastObjRem は編集できないし環境もないので推測ですが、どちらもサーバから削除された時の USN なんじゃないかなと思ってます。

USN は Update Sequence Number(更新シーケンス番号) のことで、更新されるたびに uSNChanged の値が 1 増えます。

表の 5 つの USN の属性は 6 つのオブジェクトすべてにあります。

ユーザとコンピュータには lastContentIndexed 以外の属性があります。lastContentIndexed は共有フォルダだけにあります。

 

ひとまずこれを基に "大きい整数" を出力できるようにプロパティ出力のコードを修正しようと思います。

投稿日時 : 2013年12月1日 18:40

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