[WPF] WPF入門 ~XAML編 [構文①]~

投稿日 : 2009年1月5日 12:28
今回から数回に分けてXAMLで使用する構文を見て行きたいと思います。

まずXAMLはXMLに基づく言語である為、XMLのルールに従ってます。
よって説明でXMLで使用される用語を使用しますので、用語が分からない場合はこちらを参考にして下さい。

今回は構文の1つであるオブジェクト要素構文についてです。
まずはMSDNでの説明です。

オブジェクト要素構文は、XML 要素を宣言することによって共通言語ランタイム (CLR) のクラスや構造体をインスタンス化する XAML マークアップ構文です。

説明の通りXAMLではクラスや構造体を定義する場合は要素を使用します。
定義した要素がクラスや構造体にマッピングされ、インスタンス化される仕組みになっています。
定義方法としてオブジェクト要素構文は<TypeName />または<TypeName></TypeName>のようにXML要素の定義方法を使用します。

例としてSystem.Windows.Windowクラスを定義してみます。

<Window />

または

<Window>
</Window>

XAMLは定義したオブジェクトがインスタンス化される為、以下のコードと同等になります。

Dim window As Window = New Window()

次はSystem.Windows.Controls.Buttonを内包しているWindowクラスの定義です。

<Window>
    <Button />
</Window>

または

<Window>
    <Button></Button>
</Window>

例の通りXAMLではオブジェクト要素構文を使用してオブジェクトの定義・インスタンス化を行います。
WPFでは基本的にXAMLを用いて、オブジェクト要素構文でオブジェクトの定義・インスタンス化を行いUIを構築していきます。
今回はXAML構文の1つ、オブジェクト要素構文についてでした。

to be continue・・・

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# WPF入門 ~XAML編 [構文②]~

2009/01/06 16:55 by .NETな日々
WPF入門 ~XAML編 [構文②]~
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