Woodstockの開発が停止して、どうやら次は、NetBeansでのWeb開発といったらICEFacesという流れになるかもしれないらしいです。
http://www.netbeans.org/servlets/NewsItemView?newsItemID=1324
見たところによると、NetBeans用のICEFacesプラグインがあるようなので早速入れてみました。
アップデートセンターからさくっとインストールできます。
早速Hello worldあたりを試してみようと思います。
Web アプリケーションを新規作成して、アプリケーションサーバにGlassFish v2でJavaEE5を選択します。
フレームワークにVisual Web ICEfacesが追加されているので選択して完了を選択します。
新規作成直後のプロジェクトは下のような感じになります。
ICEfacesしか選んでないのに、Woodstockがまだついてきているのが見て取れます。
しかも、一番上に陣取ってて間違えそうな雰囲気がちょっとします。
簡単にICEfacesのコンポーネントを置いて、ちょっとプロパティをいじってみました。
デザイナ上で操作するぶんには、今までと変わりありません。
ちょっと動きを見てみるために、ボタンを押すとテキストボックスの中身が、outputTextに表示されるようにしてみました。
管理ビーンに下のようなプロパティを追加します。
protected String inputText;
public String getInputText() {
return inputText;
}
public void setInputText(String inputText) {
this.inputText = inputText;
}
プロパティのバインドから
valueプロパティとinputTextプロパティをバインドします。
同じ手順で、テキストフィールドのvalueもinputTextとバインドします。
これで実行して動きを見てみます。
実行できたらテキストフィールドにテキストを入れてボタンを押すと
outputTextのほうに文字が移動しました。
静止画じゃわかりにくいですが、これはポストバックが発生していません。
そのため、画面がちらつかずに操作が出来ます。
まぁ、正直この範囲なら、最近のフレームワークに同じかなぁと思ったけど、個人的にはもうちょっと面白い所がありました。
今さっきのアプリケーションに2画面追加して、画面にあるボタンをおすと、画面1 → 画面2 → 画面3 → 画面1のように画面遷移が出来るものにします。
具体的には、ページを作ってボタンを置いてページナビゲーションで遷移を定義するだけです。
これも画面遷移をしてて気づくと思いますが、画面遷移なのに画面遷移してない!?
すべてAjaxでやっているようです。
正直、最初は笑った(笑)
頑張ってるな~というのが触ってみた感想でした。