一番最近読んだWPFの本です。洋書なので、英語です。
WPFのLayout等の基本的なところから、CustomControlといった日本語情報じゃあまりみない部分まで広くのっています。
基本的に、Problem → Solution → How It Works(Codeと実行結果)の順番で書かれていてQA集を読んでるような感じになります。
たとえば…
問題
読み取り専用のDependencyPropertyを定義したいんだけど、どうすればいいんだろう?
ソリューション
DependencyPropertyとして登録するときに、DependencyPropertyKeyを返すDependencyProperty.RegisterReadOnlyを使えばいいよ。
このDependencyPropertyKeyをprivateに管理して、値の設定・取得をすれば無問題。
具体的にどうやるの?
DependencyPropertyKeyをpivate staticに定義して…(省略)
public Person
{
private static DependencyPropertyKey NamePropertyKey = DependencyProperty.RegisterReadOnly(....);
// 省略
}
…といった具合に進んでいく。
基本的に英語が読めないのだけど、コードもあるし、ProblemとSolutionの部分は文章が短いのでそこだけ読んで、あとはコードを読み解くという形でも大体理解できる。
How It Worksの部分は、コードを理解したうえで読むとなんとなく読めそうな雰囲気だった。
WPFの基本を日本語でおさえたあとに、洋書の入門も兼ねてみてみるのにもいいかも??