Visual Studio 2005でアドインという形でVisual Studio上でのWPFアプリケーションの開発がサポートされるようになりました。そこからVS2008 → VS2008 SP1とバージョンアップを経てそこそこ使いやすいものになってます。
VS2008までは、デザイナ画面を使うといってもプレビュー画面程度にしか使ってませんでした。ほとんどXAMLを手打ち!!という漢らしい方法で開発してました。でも、SP1でデザイナもパワーアップしてWindowsFormで出来ること程度のことが出来る感じになってます。
ということでどんな事が出来るかというと…
ツールボックスからドラッグアンドドロップすることで任意の場所にボタンとかを置くことが出来る。コレ位に関してはVS2005のころから出来てたので別に驚くことは無い。
このコントロールをマウスでつかんで画面内の何処に動かすのか移動させることが出来る。その際に、ガイドも出てきてきっちり揃えたレイアウトとかがやりやすくなっている。
そして、ウィンドウがサイズ変更されたときにコントロールのサイズをどうするのかということもデザイナで指定できるようになっている。WindowsFormでいうところのAnchorと同じことが出来る。
やり方は簡単。デザイナ上でコントロールを選択すると、左側と上側に三角形が表示される。この状態は、WindowsFormでAnchorにTopとLeftを指定したのと同じ動きをする。
これにAnchorにRightを設定したのと同じ動きをさせる設定をしようと思う。これは、コントロールの右側に表示されてる丸い部分をクリックすればいい。クリックすると丸から三角に変わる。
これで、ウィンドウサイズを変えるとボタンのサイズも変わるようになる。
こんな感じで、裏ではWPFのGridレイアウトの動きとマージンやWidth Heightを駆使しつつWindowsFormと同じような感じで画面デザインが出来るようになっている。WPFの流儀に従ってるかと言われるとう~んどうだろ?って感じもするけど、これで設定したほうが楽な場合もあるので使える部分では使っていこうと思う。
後は、Gridを選択した状態で画面の上と左に表示される青い帯みたいな部分をクリックするとColumnDefinitionとRowDefinitionが設定できるようになっている。
まぁ、WindowsForm的にデザイナでレイアウトしたい!ってときに使う機能かというと微妙な気はする。
最後に、プロパティウィンドウでイベントの設定も出来る。今まで出来なかったのが不思議でならない。