Linux環境がほしくなったのでcoLinuxをいれようとしてみた。
以前何度か試みて激しくブルースクリーンを拝んだ記憶があるけど…
三度目の正直なるか!!
coLinuxのSourceForgeからインストーラをダウンロードする。
まず、現状の安定版6.4.0を入れるとブルースクリーン。
やっぱり駄目でしたか。orz TAPWin32が駄目らしい。
ってことでpre-release版の0.7.1をインストール
ここらへん、設定ファイルの書き方がxmlが廃止されちゃって、どう書いていいのかわからなくて挫折したけど、最近は微妙に情報もあるから平気だろう。
俺は、CドライブがしょぼいのでD:\Program Files\coLinuxにインストールした。
続いてcoLinuxのSourceForgeからFedoraCore7のexeをダウンロードする。
これを適当な場所(以下%FEDORA_CORE7%)にインストールする。
途中で、ちゃんとインストールできないよ?って言われるので、推奨の設定でインストールをしておく。
さて、問題の設定ファイルの書き方だけど、下みたいなんでいけた。
基本的にxmlで何を書くのか知ってる人は迷わず書けるっぽいなぁ。
とりあえず、いらないコメントを削った版は↓みたいになる。
cobd0="\DosDevices\%FEDORA_CORE7%\Fedora-7.img"
cobd1="\DosDevices\%FEDORA_CORE7%\swap.img"
root=/dev/cobd0
ro
initrd=initrd.gz
mem=512
# Slirp for internet connection (outgoing)
# Inside running coLinux configure eth0 with this static settings:
# ipaddress 10.0.2.15?? broadcast? 10.0.2.255?? netmask 255.255.255.0
# gateway?? 10.0.2.2??? nameserver 10.0.2.3
eth0=slirp,,tcp:2222:22/tcp:8080:80
ネットワークに繋ぐのは、slirpを使うのが楽という情報がチラホラと見られるのでslirpを選択した。
コメントにあるような設定をlinuxの方にすれば繋がるようになる。
slirpの後にある、おまじないみたいなのは、WindowsからLinuxにアクセスするためのおまじない。
2222番ポートへのアクセスは22番へ飛ばすとかっていうのを/区切りで書いていく。
こうすると、「127.0.0.1:2222」にアクセスするとLinuxのほうの22番にアクセスすることになる。
このファイルをcoLinuxのインストールフォルダにfedora.confっていう名前で作って下のコマンド実行で立ち上がるはず!
colinux-daemon.exe @fedora.conf
最初は、rootのパスワードが入ってないみたいなのでrootって打ち込めば入れる。
ログインしたら、slirp用のネットワークの設定を行う。
viで↓のファイルを開いて編集を行う。
vi /etc/sysconfig/network-script/ifcfg-eth0
内容は↓みたいなかんじ。さっきのコメントに書いてあった通りにする。
# Realtek Semiconductor Co., Ltd. RTL-8029(AS)
DEVICE=eth0
BOOTPROTO=static
ONBOOT=yes
TYPE=Ethernet
IPADDR=10.0.2.15
NETMASK=255.255.255.0
GATEWAY=10.0.2.2
注意しないといけないのが、colinux-daemon.exe...であがってくるコンソールは英語キーボードを要求してくるところ…
=や:の位置が違ってびびった。
=はShift+^で:がShift+;だった。これだけわかれば、とりあえず、このファイルは編集できる!
最後に、nameserverもさくっと設定。
vi /etc/resolv.conf
内容は↓
nameserver 10.0.2.3
これでリブートかけて、お好みのSSHとUTF-8が扱える端末エミュレータから127.0.0.1:2222にアクセスすればOK!
サービスへの登録も忘れずにやっとこう。
そうすれば、次からはWindowsの起動と同時にLinuxがバックで動いてる環境が出来上がる。
サービスへの登録は↓の内容のショートカットを作って管理者として実行!
"D:\Program Files\coLinux\colinux-daemon.exe" @fedora.conf --install-service "FedoraCore7"
消すときも同じ要領でショートカットを作る。
あとは、起動を自動にすれば完成!!!