こちらのエントリーで、Visual C# 2008 Express Editionには「マルチターゲット機能」がないとご紹介してしまいましたが、プロジェクトのプロパティで.NET Frameworkのバージョンを切り替えることができました。
間違った情報を掲載し、混乱させてしまって申し訳ございません。
下図は、Visual C# 2008 Express Editionのプロジェクト作成時の画像です。
Visual Studio 2008では、この時点で.NET Framework2.0/3.0/3.5を選択できるのですが、Visual C# 2008 Express Editionでは、.NET Framework3.5のアプリケーションしか作成することができません。
しかし、プロジェクトのプロパティを表示すると、下図のように.NET Frameworkのバージョンを切り替えることが可能です。
このように、Visual C# 2008 Express Editionでもマルチターゲット機能は使用することができます。
ですが、.NET Framework3.5のWindowsフォームを作成した直後に、.NET Framework2.0に切り替えてビルドを行うと下図のようにエラーが発生してしまいました。
.NET Framework2.0にない参照設定を削除し、不要なusing文を削除することでビルドできましたが、マルチターゲット機能は.NET Frameworkの下位バージョンから上位バージョンへ切り替えるために使用するのが基本のようですね。