あらゆるアプリケーションで使われている物の中にメッセージボックスがあります。そんな頻繁に使われるものだからこそ、どのようにして使うのがいいのかを考えてみたいと思います。今回は、「OK/Cancel」や「はい/いいえ」などの二択の表示形式に絞って内容を進めていきます。
初期フォーカス
メッセージボックスは後戻りが出来ない、もしくはそれが難しい動作に対する確認のために表示される事がよくあります。このメッセージボックスの初期フォーカスは、その動作を取り消すためのボタンに設定するのがいいのではないでしょうか。もし、動作を確定するボタンに初期フォーカスが設定されていたら、メッセージボックスが表示された直後に誤って[Enter]キーを入力し、動作が行われてしまうかもしれません。このような誤った操作に対しても、動作を取り消しできる[Cancel]ボタンなどに初期フォーカスを設定するといいと思います。
表示するしないはユーザの自由
ユーザに意図しない動作を起こさせないために、あらゆる動作に対してメッセージボックスを表示していないでしょうか。頻繁にメッセージボックスが表示されると、とても煩わしく感じてしまいます。あくまでも、後戻りが出来ないような動作に対してのみメッセージボックスを表示して、確認をするようにするのがいいと思います。それでも煩わしいと感じるユーザがいるかもしれません。そういう場合には、「今後このメッセージを表示しない」という内容のチェックボックスをメッセージボックスに表示するなどして、ユーザがメッセージボックスを表示するしないをカスタマイズできると、ユーザビリティのある操作性が実現できるのではないでしょうか。
メッセージボックスはユーザのために表示します。そのメッセージボックスがユーザにとって煩わしく感じられては、元も子もありません。メッセージボックスを適切に表示し、ユーザビリティを損なわないようにしたいと思います。