綺麗なソースコードは好きですか？
ソースコードは、それが動くものでなければいけません。
更に、ソースコードは綺麗でなければいけません。
この二つは同じくらい大切なことです。いや、あるいは汚くて動くソースコードよりも、綺麗で動かないソースコードの方が価値があるかもしれません。
何故なら、綺麗なコードはメンテナンスが容易だからです。
他人が読んでもわかりやすい、つまりは将来の自分が読んでもわかりやすいのです。
当然バグも最初から少なく、デバッグも容易になります。
機能追加や変更も、綺麗なコードに対して行うのなら、より素早く安全に行うことができます。
更に、再利用性も高くなります。
綺麗なソースコードによって、これだけの恩恵が得られるのです。
これは綺麗なコードを書かなければいけないと言うものです。
ところが、いざ意気込んで綺麗なソースコードを書き始めると、時折「どうすれば綺麗なソースコードになるだろうか？」ということだけに悩むことになります。
一時期の僕は、これは何も生産していない無駄な時間なのだと、本気で思っていた時期がありました。
しかし、その一方で、こういった無駄と思われた時間によって、どうすれば素早く簡単に綺麗なソースコードが書けるのかを学べてきた事実もあります。
－ 綺麗なソースコードは好きですか？－
そう聞かれたら、きっと皆さんこう答えるでしょう。
－ 当たり前だろ！－
じゃあ、綺麗なソースコードとはどういうものなのでしょうか？
実は、そんな感じのことを皆さんと一緒に考えて行けたらいいのになぁ、と常々思っていました。
そして、綺麗なソースコードを書くために一見無駄だと思える時間、これに対する不安を皆で共に乗り越えていく勇気を持てたら、更に嬉しいと思っています。
＃余談ですが、僕にとって「綺麗なソースコードを書く」という目的のためには、言語の選択でさえ例外ではありません。
＃僕が C# をメインに開発するようになった理由も、C# が一番綺麗にソースコードが書ける、と判断したためなのです。
＃Ｊ氏の影響で（ぼそっ）