Active Directory ドメインを作るため、サーバーに Active Directory ドメイン サービス(AD DS)と DNS サーバーをインストールしました。
次はサーバーをドメインコントローラーに昇格させます。昇格させるとドメイン(とフォレスト)ができます。
ドメインのイメージはこんな感じです。
※すべての図はクリックすると新しいウィンドウで拡大図が表示されます。
今回は上の図でいう test.local ドメイン部分を作ります。その後で test2.local ドメイン部分を作る予定です。
サーバー マネージャーの画面上「管理」メニュー左の旗のアイコンをクリックし「このサーバーをドメインコントローラーに昇格する」を選択
Active Directory ドメイン サービス構成ウィザードが表示されます。
今回は 1 台目のドメインコントローラーになるので新しいフォレスト、新しいドメインツリーに新しいドメインを作ることになります。
配置操作は「新しいフォレストを追加する」を選択し、ルートとなる Active Directory ドメイン名を入力して「次へ」をクリック
ドメイン名は .local とか インターネットで取得してるドメインのサブドメインとかにします。
フォレストの機能レベルとドメインの機能レベルを選択し、ディレクトリ サービス復元モードのパスワードを入力して「次へ」をクリック
機能レベルについては、フォレスト及びドメインに Windows Server 2012 R2 以前のドメイン コントローラーを追加する予定があるなら、その OS のレベルに変更します。
機能レベルは上げることはできますが下げることはできないので注意が必要です。
「次へ」をクリック、NetBIOS ドメイン名も自動的に設定されるのでそのまま「次へ」をクリック
AD DS データベース、ログファイル、SYSVOL のパスを入力または選択して「次へ」をクリック
パスは既定では Windows フォルダ(のサブフォルダ)になってます。個人的には Windows 2000 の頃から専用のドライブ(D ドライブ)を指定するようにしてます。
オプションを確認して「次へ」をクリックし、前提条件を確認して「インストール」をクリック
インストールが完了したら再起動します。
自分自身が DNS サーバーになったので、TCP/IP の設定で空欄にしてた優先 DNS サーバーのアドレス欄にループバックアドレスが設定されてます。
後は DNS サーバーの設定ですがこれについては別途書きます。