コンピュータのプロパティ画面の「委任」タブの項目に対応する属性を調べてみました。
※どちらもクリックすると新しいウィンドウで拡大図が表示されます。
ラジオボタンの項目はユーザのアカウントと同様、属性「userAccountControl」の値になります。ADSI の ADS_USER_FLAG 列挙体の値との論理積と、属性「msDS-AllowedToDelegateTo」の有無で判断します。
属性「msDS-AllowedToDelegateTo」は画面中ほどの項目「このアカウントが委任された資格情報を提示できるサービス」です。
項目 | ADS_USER_FLAG 列挙値 | msDS-AllowedToDelegateTo |
コンピュータを委任に対して信頼しない | - | なし |
任意のサービスへの委任で~ | ADS_UF_TRUSTED_FOR_DELEGATION | なし |
指定されたサービスへの委任でのみ~ Kerberos のみを使う | - | あり |
指定されたサービスへの委任でのみ~ 任意の認証プロトコルを使う | ADS_UF_TRUSTED_TO_AUTHENTICATE_FOR_DELEGATION | あり |
「指定されたサービスへの委任でのみ~」が選択されている場合、属性「msDS-AllowedToDelegateTo」の値は次のようになります。
※クリックすると新しいウィンドウで拡大図が表示されます。
サービスは fax と www の 2種類です。「展開済み」にチェックを入れると出力結果すべてが表示されます。