コンピュータのプロパティ画面の「全般」タブの項目に対応する属性を調べてみました。
左がドメインコントローラで右がクライアントPCです。
※どちらもクリックすると新しいウィンドウで拡大図が表示されます。
項目 | 属性 |
アイコン右に表示されている名前 | name |
コンピュータ名(Windows 2000 以前) | sAMAccountName |
DNS 名 | dNSHostName |
サイト | msDS-SiteName |
説明 | description |
名前、Windows 2000 以前の名前、説明はユーザやグループと同じ属性名です。
属性「sAMAccountName」の値は末尾に $ が付加されます。
「DC の種類」の属性については、上図のように「グローバル カタログ」や「ワークステーションまたはサーバー」と表示される値を持つものはないです。
プログラムからだと、属性「msDS-isGC」に値がなければ「ワークステーションまたはサーバー」と判断できます。
値が True なら「グローバル カタログ」、False なら「ドメイン コントローラー」ということになります。
また、ドメインコントローラが読み取り専用かどうかは、属性「msDS-isRODC」の値が True かどうかで確認できます。
ドメインコントローラの場合、「NTDS 設定」ボタンが表示されます。
クリックするとプロパティ画面が表示されます。この画面は管理ツール「Active Directory サイトとサービス」で、対象のドメインコントローラの「NTDS Settings」のプロパティ画面です。
※クリックすると新しいウィンドウで拡大図が表示されます。
ドメインコントローラ「WIN2008TESTDC」が Default-First-Site-Name サイトにあり、グローバル カタログであることが判ります。
※グローバル カタログについては Domain 関連のクラスのところで少し書いてます。