まずはこれを見てください。

フォーム     ミラーフォーム
通常のフォーム
反転したフォーム

 これはなんなのかというと、ちょっと長くなるので順を追って説明します。

サイズグリップは左下に表示できるのか

 まず「なんか間違いさがし」の中で じゃんぬねっと さんがグリップは左下にも表示できますよ、ということを教えてくれました(ありがとうございます)。しかし、どうやってやるのかわからなかったので、いろいろ調べていたのですが中々その方法がわかりませんでした。

 でもやっとある情報を見つけました。それが DFCS_SCROLLSIZEGRIPRIGHT パラメータというものです。これは DrawFrameControl というコントロールを描画する API のパラメータの一つです。この説明として次のことが MSDN に記載されていました。

DFCS_SCROLLSIZEGRIPRIGHT の説明 ~ MSDN より引用
ウィンドウの左下隅にあるサイズ変更グリップ。アラビア語やヘブライ語など、右から左へ向かって文字を表示する言語で使います。

 この説明の中の「右から左へ向かって」という部分でピュキーンと来ました(受け流すわけではありません)。そういえばテキストボックスのコンテキストメニューにも「右から左へ~」というメニューがありました。

 そのメニューを見てさらにピュキキキーンと来ました。そういえばフォームにもなんかあったような・・・あった! RightToLeft プロパティRightToLeftLayout プロパティです。このプロパティを Yes と True に設定するとフォームが反転されました! そしてグリップも右下から左下に表示され、最初の反転したフォームの表示が出来たというわけです(長かったです)。

SizeGripStyle プロパティ

 いろいろと調べていく中で一つ疑問に思ったことがあります。それが SizeGripStyle プロパティの説明です。

SizeGripStyle プロパティ ~ MSDN より引用
フォームの右下隅に表示するサイズ変更グリップのスタイルを取得または設定します。

 右下隅と言っています。普通は右下に表示されるので問題ないのですが、アラビア語やヘブライ語を主とする人たちは、左下に表示されるのが普通だと思います。ではアラビア語やヘブライ語の MSDN には左下隅と書かれているのでしょうか?

 それが気になって SizeGripStyle プロパティの URL の ja-jp という部分を ar-DZ (アラビア語)にしてみたり he-IL (ヘブライ語)にしてみたのですが、英語のサイトに飛ばされてしまいました。

 結局アラビア語やヘブライ語の MSDN を見ることができなかったのがちょっと残念なのですが、フォームを反転して操作してみると新鮮な感覚で操作できて楽しいです。また、国際化対応アプリケーションを作る際は、言語だけではなく見た目も反転する必要があるというのがわかりました。