アプリケーションの多重起動時の動作について考えてみたいと思います。

 まず多重起動の動作として一番スッキリしているのが「何もしないこと」だと思います。単にアプリケーションは起動された分だけ起動します。代表的なアプリケーションとしてメモ帳があります。これらが多重起動を禁止していたら、きっと使い物にならないでしょう。しかし、アプリケーションによっては多重起動を禁止しなくてはならない場合もあります。そんな時にどのようにして禁止するのがユーザにとって親切なのでしょうか。

ただ禁止する

 多重起動した際に何も画面に表示されずにアプリケーションが終了したらどう思うでしょうか。きっとダブルクリックが失敗したのかな? Enter キーが押せなかったのかな? と思い、もう一度アプリケーションを起動する操作をしてしまうことでしょう。このようにユーザが戸惑うような動作には絶対にしない方がいいと思います。

メッセージを表示する

 一番多いと思われる方法に、メッセージだけを表示してアプリケーションが起動しないものがあります。これはアプリケーションを起動する操作が無駄になってしまいます。せっかくアプリケーションを使おうと思っているのに、メッセージだけ表示されるのは寂しい感じがします。

アクティブにする

 その他には、既に起動してあるアプリケーションをアクティブにしているものがあります。結果として多重起動するとアプリケーションが前面に表示されすぐに使用する事ができます。これはアプリケーションを起動するという操作を無駄にしていないため、いい方法だと思います。

特有の動作をする

 最後にあまり見かけることが少ないのですが、多重起動した際にアプリケーション特有の動作を行うものがあります。例えば、タブ型のアプリケーションを多重起動した際に、既に起動してあるアプリケーションに対して新しいタブを作るという動作です。アプリケーションを起動するということはユーザにとってどういうことかを考えると、この動作が一番親切な気がします。

 多重起動を禁止する場合にただメッセージを表示するだけでは不親切だと思います。アプリケーションを起動することはどういうことなのか。これを考えればユーザにとって親切なアプリケーションの起動になると思います。