メッセージボックスを代表とするダイアログのボタンの配置について考えてみたいと思います。
右か左か
次の二つのダイアログを見てください。どちらのダイアログでボタンを直感的に選択できますか?
情報は左から右に流れる
ダイアログに「OK/Cancel」ボタンをが配置されている場合、左側が[OK]ボタン、右側が[キャンセル]ボタン、この配置が Windows の主流になっています。これは左側のボタンが「肯定」を意味し、右側のボタンが「否定」を意味しています。でも違和感がありませんか?一般的に情報の流れは左側から右側に進むのが自然です。ということは、右側に[OK]ボタンが配置されれば直感的に[OK]ボタンを押せるようになるのではないでしょうか。
それでも左側に肯定ボタン
仮に[OK]ボタンが右側に配置された方が選択しやすいとします。当然、アプリケーションの全てのダイアログで[OK]ボタンは右側に配置するように作成します。しかし、このアプリケーションのダイアログの操作性はいいのでしょうか。答えは「NO」だと思います。なぜなら、他のアプリケーションでは[OK]ボタンが左側に配置されているからです。[OK]ボタンが左側のアプリケーションと、右側のアプリケーションとが混在している以上は、ユーザが[OK]ボタンを選択する際に戸惑う事は目に見えています。他のアプリケーションと統一するために、左側に[OK]ボタンを配置するのがユーザビリティを損なわないことになります。
それでも直感的にボタンを選択したいと思います。そのためには、近い将来 Windows が[OK]ボタン(肯定するボタン)を右側に配置するのを望むばかりです。