アクセス キー(ニーモニック)とはキーボード操作にて、コントロールをクリックしたり、入力フォーカスを移動したりする為のものです。アクセス キーを使用する事により、アプリケーションを操作する時にマウスで操作するよりも効率よく操作が出来るようになります。

 アクセス キーを良く設定しているコントロールとしてメニューがあります。しかし、アクセス キーを設定できるコントロールはメニューだけではありません。チェックボックスやラジオボタンなどの静的テキストを表示できるコントロールにはアクセス キーを設定できます。また、テキストボックスなど静的テキストを表示できないコントロールでも、ラベルと組み合わせることで設定できるようになるのです!

 アクセス キーを使用するには Alt キーと一緒にアクセス キーを入力するだけです。

 アクセス キーの設定方法はとても簡単です。アクセス キーにしたい文字の前にアンパサンド「&」を入れるだけです。例えば「&File」と設定すると「F」がアクセス キーになります。これだけでキーボードでの操作の幅がグンと広がります。

 ラベルと組み合わせるやり方も簡単です。ラベルにアクセスキーを設定して、ラベルのタブインデックスを組み合わせるコントロールのタブインデックスの直前に設定するだけです。

 このように、ほぼ全てのコントロールにアクセス キーを設定できます。これは、ほぼ全てのコントロールに対してキーボードでクリック出来る事、また直接フォーカスを移動できる事を意味しています。アクセス キーを設定することでユーザビリティが向上されるのは目に見えています。

 では実際に設定するアクセス キーにはどういったものがいいのでしょうか?まず日本語を英語にします。その英語の頭文字をアクセス キーに設定すると良いと思います。例えば「編集」というテキストの場合は英語の「Edit」にし、頭文字の「E」をアクセス キーにして「編集(&E)」と設定します。

 日本語環境でアルファベットをアクセス キーにしているのには理由があります。大抵の人はローマ字入力だからです。もし、かな入力の人に「E」がアクセス キーに設定されていても何の役にも立たないでしょう。では、かな入力の人はアクセス キーを使用できないのでしょうか。そんなことはありません。アクセス キーにカナを「編集(&ヘ)」と設定するとかな入力でもアクセス キーを使用できます。しかし、カナをアクセス キーに設定することはまず無いでしょう。アプリケーションを使用する人が全てかな入力を使用している限られた状況下でしか、使い道は無いと思います。

 メニューだけではなく、チェックボックスやラジオボタン、テキストボックスなどにもアクセス キーをどんどん設定してユーザビリティを向上させていきましょう。