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昨日の、わんくま同盟 東京勉強会 #87のLTのおさらいです。

 「上から見ると●、横から見ると■という図形」は、缶コーヒーのような円柱となります。それでは、「上から見ると●、前から見ると▲、右からみると■という図形」とはどのようなものでしょうか?今回は、この図形を、BlenderというGPLライセンスのオープンソース3Dソフトを使用して作成してみます。

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 まず、Blenderを起動すると、立方体が1つ追加されていますので、左のツールメニューから「削除」を行っておきます。

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 もし、Blenderのメニューが英語になっている場合は、日本語に切り替えることができます。「ファイル」メニュー⇒「ユーザー設定…」を開き、「Blenderユーザー設定」画面の右下で、「ローカライズ」⇒「言語」を「Japanese(日本語)」に、「翻訳」のボタンをすべて「ON」にして、「ユーザー設定の保存」を行います。(■■■■■と、四角に文字化けする場合は、同じくユーザー設定の「ファイル」⇒「フォント」から、日本語のフォントを指定しておくと大丈夫です)

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 「追加」メニュー⇒「メッシュ」から「円柱」を追加します。今回は、これを元に作成することにします。

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 次に、「編集モード」に切り替えて、「選択」⇒「全てを選択(解除)」を行います。これで任意の頂点などを選択して編集を開始することができるようになります。

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 デフォルトで「頂点編集」モードになっていることを確認したら、「Ctrl」キーを押下しながら、マウスで円柱上面の点をすべて囲むと、上面の点がすべて選択されます。

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 キーボードから、「S」「X」「0」とキーを続けて押下すると、上面のすべての点を「スケールのX方向に0倍に拡大する」という意味になり、天のX座標が0倍に縮小された結果、中心のX座標に揃います。これで「リターン」キーを押下すれば完成です。

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 編集モードを抜けて、「ビュー」⇒「四分割表示」することで、上から見ると●、前から見ると▲、右から見ると■になっていることが確認できます。

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 さて、この図形には奥が深い意味がこめられています。1つの側から見ただけでは、それがどんな形であるか、ときには見誤ってしまうことがあると思います。

 言い換えると、たとえば正面からトゲトゲした三角のような人物が来たとします。こちらが上から目線で近づくと、ほっぺたに三角形の角が刺さって痛い思いをするでしょう。しかし、見方を変えて、下から目線で見てみると、案外、丸くていい人~ということになるかもしれません。常に多方面から物事を捉えて、全体像を把握する必要があるのではないでしょうか。(今、いいこと言った!)

 というわけで、次は、2月のわんくま同盟 東京勉強会 #88にも参加し、またLTで登壇予定ですので、よろしくお願いいたします。

投稿日時 : 2014年1月19日 12:25
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