キャノンがデジタルデータ放送のコンテンツ印刷(STD-B24)に対応したプリンタを開発中らしい。ちなみに現在は松下の1機種しかないとのこと。しかし、コンテンツ印刷に未来はあるのだろうか?はっきり言って、私は無いと思う。先日も書いたが、インターネットが見れるテレビ受像機がブレイクするかもしれない。このような機種は10年ぐらい前にもあったのだが、当時はブラウン管に写していたので解像度が少なく、見にくい画面であり、結局普及しなかった。しかし、現在は、高解像度になり、テレビ画面にパソコン画面を表示できるほどになっている。したがって、ブレイクするかもしれないと思っているわけである。
そうなれば、データ放送からインターネットのホームページに誘導し、その画面を印刷することの方が一般的であろう。当然、PDFビューワーも搭載されるであろうから、PDFの印刷もできるはずである。テレビ受像機にプリンターも内蔵されるかもしれない。つまり、テレビ、インターネット、プリンターが一台になる。
現在発売中のプリンターも複合機が出てきており、FAXと兼用できる。FAXも組み込んでしまえば、テレビ、インターネット、プリンター、FAX、ひょっとしてテレビ電話もOKの複合機になるかもしれない。
パソコン、携帯に続く第3のインターネットへの入り口としてテレビが考えられているが、インターネットへの入り口の主役になる可能性もある。逆に我々放送事業者はそこに着目し、ビジネス化していかなければならないであろう。
以上のような中でコンテンツ印刷サービスは私にはとても伸びるとは思えない。たぶん、コンテンツ印刷とは、地上波デジタル放送しか写らない、つまりインターネットが見れないテレビ受像機を想定した、古いモデルなのだと思う。